祝、支配化昇格!!~埼玉西武ライオンズ菅井信也選手~ その他昇格候補選手まとめ

何はともあれ野球推しです。

 

先日、埼玉西武ライオンズの育成選手である投手の菅井信也選手の支配下昇格が発表されました。そこで、今回は各選手と西武の育成選手事情について簡単にまとめてみました。

 菅井選手おめでとうございます!!

 

  1. 基本情報
  2. その他の育成選手
  3. まとめ

 

 

 

基本情報

菅井 信也(20歳)183cm、80㎏、投手、左投、プロ3年目

2024年二軍:試9、回49、防2.57、勝1、振52
2023年二軍:試15、回66.1、防3.12、勝4、振54

 

経歴

 菅井選手は山本学園高校から育成ドラフト3位で加入した投手です。高校時代は全国的には無名でしたが高い奪三振能力を評価され育成での指名となりました。ただ、高卒2年目の2023年には15試合に登板し防御率3点台と好成績を残しチーム内では若手有望株との見方が強くなっていきました。ウインターリーグでも好成績を残し、今季も二軍で防御率2点台、イニングを上回る奪三振とアピールを重ねこのタイミングでの支配下昇格となりました。一軍でも先発起用が考えられます。

 

 

選手としての特徴

 菅井選手は高い奪三振能力を持つ先発左腕です。ノビのあるストレートを投げ込みゾーン内で強気に勝負していくスタイルです。追い込むと高めのストレートや武器であるキレのあるスライダーで三振を狙います。また、カット、カーブも操るなど曲がり球系の球種が得意でチェンジアップも投げることが出来ます。先発として試合を作る能力も高く安定感のある投球が魅力です。

 

 

 

 

 

その他の育成選手

支配下枠65(投32、捕6、内16、外11) 育成選手23人

 菅井選手が支配下に昇格したことで支配下枠は後5人となりました。枠にはまだ余裕があるので育成選手はアピールを続けて欲しいです。今回投手ですがまだ支配下は投手の方が割合が高いため投手の可能性も考えられますね。ただ、チームとして何とかしたいのは野手の方です。

 
濃厚:赤上
候補:齊藤、ロペス、川野、牧野、モンテル、ガルシア、奥村
期待:伊藤、粟津、森脇、佐々木、上間、井上、仲三河

 

濃厚

 濃厚には中継ぎの赤上選手を挙げました。育成選手の中では二軍で防御率1点台と唯一結果でアピールしている選手です。過去に一度支配下昇格を果たしていますが、その時はケガで一軍での登板がないまま育成に戻ってしまったのでプロ初登板を目指して欲しいです。

 

候補

 二軍で防御率3点台とある程度の成績を残している齊藤選手はチームに足りない中継ぎ左腕ですし、可能性は高い方だと思います。投手のロペス選手も先発として防御率3点台に抑えていますし、ビハインド要員での昇格も考えられそうです。

 貧打に苦しむチームにとってガルシア選手、モンテル選手あたりが覚醒してくれるとチームとして大きいですね。二軍でアピールしている捕手の牧野選手にもチャンスはあると思います。また、ルーキーとして最も多くの試合に出場している奥村選手はチームの課題である外野手ということや二軍で5盗塁を記録していることもあり俊足を見込んでの昇格もあると思います。

 

期待

 期待には体のコンディションさえ整えば一軍レベルの選手を挙げました。特に森脇選手は病気、佐々木選手はケガの影響で育成契約に移行しているのでそれが治れば支配下復帰は確定だと思います。ただ、森脇選手は国指定の難病、佐々木選手はトミージョン手術ということで今年中は厳しいかなと思います。

 

 

 

まとめ

 今回は菅井選手が支配下昇格を果たしました。球界屈指の先発王国にまた新たな戦力が加わりましたね。将来エース格になれる選手だと思います。