何はともあれ野球推しです。
先日、一軍から抹消された宇田川選手は当初は疲労を考慮しての抹消かなと思っていましたが、まさかの上半身のコンディション不良とのことでした。ここまでオリックスの中継ぎ陣を引っ張ってきてくれた選手だけにかなり大きな痛手ですね。そこで、今回は宇田川選手の今季の活躍とオリックスの中継ぎ事情をまとめてみました。
基本情報
宇田川 優希（24歳）投手、右投 育成2位 プロ3年目
WBC：試2、回1.1、防御率0.00、三振3
2023年：試9、回7.2、防御率1.17、ホールド7、三振5
宇田川選手は3月に開催されたWBCに招集され2試合に登板していました。登板自体は少なかったですが、毎試合ブルペンで準備していたということで負担は多かったと思います。シーズンに入ってからも好調を維持し、火消しや回跨ぎなど厳しい難しい場面での登板が多かった印象です。心身ともにかなりきつかったと思うので休養をとるのかなと思っていましたが、まさかの上半身のコンディション不良でした。まずはしっかり治して一軍に戻って来てほしいです。
オリックスの中継ぎ事情
一軍
平野 佳寿：試6、防1.50、S5
近藤 大亮：試5、防4.76
比嘉 幹貴：試6、防7.71、H3
阿部 翔太：試6、防6.75、S1
本田 仁海：試8、防0.93、H2
山﨑 颯一郎：試9、防3.12、H5
ワゲスパック：試7、防7.71、H2、S1
漆原 大晟：試3、防0.00
東 晃平：試2、防6.23
吉田 凌：試2、防0.00
コットン：試1、防2.25
一軍で中継ぎ登板のあった投手をまとめてみました。こう見てみると宇田川選手以外で調子が良さそうなのは本田選手くらいですかね。平野選手はいつも通りですが、昨年フル回転していた阿部選手は中々調子が上がらず一度抹消されていましたし、比嘉選手も先日被弾して抹消となっています。昨年の終盤に大活躍していた颯一郎選手とワゲスパック選手も球速が戻っておらず苦しい投球が続いています。近藤選手も投げているボール自体は良さそうですが制球に苦しむ場面が多いですね。漆原選手はロングリリーフ要員ですし吉田選手は火消しということで登板数は少なく調子自体はわからないです。現在は勝ちパの選手を入れ替えながら何とかやりくりしている状態だと思います。安心して抑えてくれる核となる選手がいないので苦しいですね。ただ、コットン選手が今日素晴らしい投球を披露してくれたので救世主になるかもしれません。先発に回るかもしれませんができれば勝ちパに入って来てほしいですね。コットン選手だけでなく1人でも多くの選手が調子を上げてほしいです。
二軍
小木田 敦也：試10、防3.00
前 佑囲斗：試7、防3.68
山田 修義：試3、防0.00
入山 海斗：試8、防1.13 ※育成選手
曽谷 龍平：試4、防2.76
二軍から中継ぎで昇格可能性があるのはこの4選手かなと思います。曽谷選手は二軍では先発でしたが既に中継ぎ要員として一軍登録されたので参考までに載せておきました。上がりやすいのは一軍での登板経験がある小木田選手と山田選手かなと思います。特に山田選手は二軍での調子は良さそうなので入れ替え候補として上がってきてもいい選手ですよね。小木田選手も二軍での登板数はチーム1位です。若手有望株として前選手の名前も挙がりますが個人的にはまだ早いかなと思います。そして、ハマれば凄そうなのが育成3位ルーキーの入山選手ですね。調子の良い時は敵なしの投球を見せることができる選手です。二軍成績もいいですし支配下昇格候補の一番手まで上り詰めていると思います。個人的には一軍で見てみたい選手ですね。いずれにせよ一軍登録されている中継ぎ投手は少なめで安心感も薄いので誰かしらの昇格可能性が高そうです。
まとめ
オリックスの中継ぎ陣で安心して1回を任せられるのは本田選手と平野選手くらいかなと思うので宇田川選手の離脱は本当に痛いですね。颯一郎選手やワゲスパック選手などの主力格の選手には状態を上げて欲しいと思いますし、コットン選手が救世主になってほしいとも思います。宇田川選手が安心して休めるように中継ぎ陣には奮起してほしいです。
