各選手の年俸は適正か!?球団別年俸評価~DeNAベイスターズ投手編~

何はともあれ野球推しです。

 

今回はいつかやりたいなと思っていた企画である各選手の年俸評価を行っていきたいと思います。かなり長い企画になりそうなので今シーズンかけてゆっくりやれればなと思います。私は基本的に選手ファーストですので年俸が多過ぎると言うことはほぼないと思います。皆さんもこれを機に選手の年俸について考えてみてください。ちなみに年俸は推定で間違っている可能性もあるのでご注意ください。それでは見ていきましょう。

 

今回は怒涛の快進撃を見せ2位となったDeNAベイスターズの投手です。

 

順番は背番号順です。

成績の略称

試(試合)、防(防御率)、H(ホールド)、S(セーブ)、振(三振)

 

 

東 克樹(27歳)年俸:2610万 100万アップ プロ5年目

2022年:試12、回50.2、防4.62、勝1、振41
通算:試合51、回295.2、防2.89、勝20、振269

 東選手は立命館大からドラフト1位で加入したエース候補選手です。ルーキーの年は11勝を挙げ新人王を獲得していましたが、近年はケガの影響もあり1年目がキャリアハイとなっていました。昨年はケガから復帰しある程度イニングを投げることができたので、次に繋がるシーズンだったと思います。完全復活なら大幅昇給も期待できる選手です。

 


阪口 皓亮(23歳)年俸:900万 35万ダウン プロ6年目 妥当

2022年:試1、回3、防9.00、勝0、振2
通算:試15、回57.2、防5.31、勝2、振34

 阪口選手は北海高校からドラフト3位で加入した若手有望株の選手です。二軍では主に先発としてキャリアを積んできました。一軍ではここまで苦戦が続いていますね。年俸も一軍で苦戦したことが微減の要因となったと思います。今年は一軍で戦力となってほしい選手です。

 


伊勢 大夢(25歳)年俸:9200万 6440万アップ プロ4年目 高評価

2022年:試71、回68、防1.72、勝3、H39、S1、振69
通算:試157、回152.1、防1.89、勝7、H59、S1、振152

 伊勢選手は明治大からドラフト3位で加入し、主に中継ぎとして活躍してきた選手です。プロ3年目となる昨年は勝ちパでの起用が多くセリーグ最多となる71試合を投げぬきました。39ホールドは球団記録ということですし覚醒の一年となりましたな。球団としてもかなり高い評価をされたと思います。今年も一年続くようだと億越えは確実だと思います。


石田 健大(30歳)年俸:6200万 290万ダウン プロ9年目 減俸は渋い

2022年:試15、回82.1、防2.95、勝7、振68
通算:試221、回686、防221、勝35、H37、振635

 石田選手は法政大からドラフト2位で加入し、先発、中継ぎ両方でチームに貢献している選手です。昨年は先発として80回以上を投げ防御率2点台と安定して試合を作り、チームの中盤の躍進を支えました。リーグ2位にかなり貢献した選手だと思うので、7000万くらいは固いかなと思っていましたが、減俸はかなりシビアな評価となりましたね。元々の年俸が高かったのが1つの要因だと思います。

 


徳山 壮磨(23歳)年俸:1200万 現状維持 プロ2年目 妥当

通算:なし

 徳山選手は早稲田大からドラフト2位で加入し、将来のエース候補として期待される選手です。昨年は序盤はケガなどもあったものの二軍で先発ローテとして回ることができました。現状維持は今年に対する期待の現れだと思います。強力な先発陣を擁するチーム事情なだけに壁は厚いですが、一軍デビューを目指して頑張って欲しいです。

 


大貫 晋一(29歳)年俸:8800万 3025万アップ プロ5年目 妥当

2022年:試24、回136.2、防2.77、勝11、振118
通算:試82、回438.1、防3.49、勝33、振367

 大貫選手は新日鉄住金鹿島からドラフト3位で加入し、ルーキーの頃から先発として活躍してきた選手です。昨年はキャリアハイとなる136回を投げ防御率2.77と抜群の安定感を見せていました。自身2度目となる二桁勝利も達成しチームの先発の柱として計算できる投手になりましたね。年俸もかなり上がり評価されていると思います。今年の成績次第では億越えも狙えそうです。

 


三嶋 一輝(33歳)年俸:1億2000万 3年契約の2年目 プロ11年目 復帰

2022年:試13、回12.2、防2.84、勝2、H5、S1、振11
通算:試345、回571.1、防4.30、勝36、H53、S42、振537

 三嶋選手は法政大からドラフト2位で加入し、一時期は守護神を務めるなど中継ぎの柱として活躍してきた選手です。昨年は国指定の難病である胸椎黄色靱帯骨化症の影響で登板が少なく手術も受けるなど不本意なシーズンとなっていました。ただ、複数年契約でしたので年俸の変動はありませんでしたね。今年は既に復帰しているので完全復活のシーズンとしてほしいです。

 


小園 健太(19歳)年俸:1200万 120万ダウン プロ2年目 期待

通算:なし

 小園選手は市立和歌山高校からドラフト1位で加入したエース候補選手です。昨年はケガの影響で序盤は投げれませんでしたが、終盤には二軍で登板するなどある程度経験を積めたと思います。今年は一軍デビューを目指して頑張って欲しいです。

 


山﨑 康晃(30歳)年俸:3億 2000万アップ プロ9年目 メジャー断念

2022年:試56、回54.1、防1.33、勝0、H3、S37、振42
通算:試474、回457、防2.72、勝16、H75、S216、振457

 山崎選手は亜細亜大からドラフト1位で加入し、ルーキーの頃から守護神として活躍してきた選手です。昨年は防御率1.33と抜群の安定感を見せルーキー以来の37セーブを挙げ完全復活を印象付けるシーズンとなりました。オフにはメジャー挑戦もささやかれましたが、チームに残留し6年とかなり長期の複数年契約を結びました。生涯ベイスターズ宣言も出ましたし今年もチームの守護神として活躍して欲しいです。

 


坂本 裕哉(25歳)年俸:2300万 100万アップ プロ4年目 妥当

2022年:試15、回48、防6.19、勝0、振28
通算:試46、回173.1、防5.50、勝8、振107

 坂本選手は立命館大からドラフト2位で加入し、ルーキー以来の頃から主に先発として活躍してきた選手です。昨年は一軍で48回を投げましたが防御率が悪く入団以来初の勝ち星なしに終わりました。イニングを食っているので微増となったと思いますが、今年は一軍定着を目指して欲しいです。

 


今永 昇太(29歳)年俸1億4000万 4000万アップ プロ8年目 少ない?

2022年:試21、回143.2、防2.26、勝11、振132
通算:試147、回878.2、防3.25、勝59、H4、振877

 今永選手は駒澤大学からドラフト1位で加入し、ルーキーの頃から先発として活躍してきたエース選手です。昨年は序盤こそケガで出遅れましたが、中盤に復帰してからは圧倒的な投球を披露しました。ノーヒットノーランも達成しましたし、リーグ2位に大きく貢献してくれたと思います。チームのエース選手ですし2億はもらってもいいと思いますが、オフにはメジャー挑戦がささやかれていますし複数年契約を蹴って単年契約にしたとも言われています。その辺影響も少しはあるのかもしれませんね。

 


入江 大生(24歳)年俸:4500万 2900万アップ プロ3年目 高評価

2022年:試57、回63、防3.00、勝5、H10、振69
通算:試61、回81.1、防3.94、勝5、H10、振83

 入江選手は明治大学からドラフト1位で加入した有望株の選手です。昨年は中継ぎへの配置転換がハマり57試合に登板するなどブレイクを果たしました。終盤には接戦での起用も多かったですし、チームになくてはならない存在になっていますね。年俸も3倍近くの大幅アップとかなり評価されたと思います。今年は勝ちパに入ってきて欲しい選手です。

 


吉野 光樹(24歳)年俸:1200万 契約金:6400万 プロ1年目 期待

 吉野選手はトヨタ自動車からドラフト2位で加入した即戦力投手です。社会人の中でも評価の高かった選手ですし、先発か中継ぎかはわかりませんが1年目から戦力になれる選手だと思います。

 


濵口 遥大(28歳)年俸:6300万 470万アップ プロ7年目 アップ幅少な目

2022年:試19、回112.1、防3.36、勝8、振88
通算:試110、回601.1、防3.88、勝39、H2、振574

 濱口選手は神奈川大からドラフト1位で加入し、ルーキーの頃から先発として活躍してきた選手です。昨年はルーキー以来となる5年ぶりに100回以上を投げ防御率3.36と安定していましたね。8勝は大貫選手、今永選手に次いでチーム3位ですし、先発の柱として貢献してくれたと思います。そのため、年俸も7000万くらいは行くかなと思っていましたが、思ったよりアップ幅が少なかったです。

 


上茶谷 大河(26歳)年俸:3400万 100万アップ プロ5年目 妥当

2022年:試13、回66.2、防4.73、勝3、振49
通算:試66、回305.2、防4.39、勝14、振237

 上茶谷選手は東洋大からドラフト1位で加入し、主に先発として活躍してきた選手です。ただ、ルーキーの年がキャリアハイとなってしまいその後は苦しんでいますね。昨年はここ3年では一番のイニングを投げることができていたので、次に繋がるシーズンになったと思います。防御率は良くないですがイニングを食っているので微増となりました。

 


三浦 銀二(23歳)年俸:870万 現状維持 プロ2年目 アップでも良かった

2022年:試6、回8.1、防10.80、勝0、振8
通算:上記に同じ

 三浦選手は法政大からドラフト4位で加入した若手有望株の選手です。昨年は二軍では主に先発ローテとして回ることができ、終盤には中継ぎとして一軍デビューを果たしましたね。順調にステップを踏めたシーズンになったと思うので、微増くらいはあっても良かったかなと思います。今年は一軍の戦力となってほしい選手です。

 


平田 真吾(33歳)年俸:3300万 1000万アップ プロ10年目 元が少ない

2022年:試47、回42、防4.29、勝4、H10、振39
通算:試227、回248、防4.57、勝7、H30、S1、振222

 平田選手はHonda熊本からドラフト2位で加入し、主に中継ぎとして活躍してきた選手です。昨年はキャリアハイとなる47試合に登板し、頭数の少ない中継ぎ陣を支えてくれました。ビハインドなどでの起用が多かった投手とはいえ、それなりに実績のある投手なので元の年俸が低いように感じましたが、今回は評価されたと思います。今年も活躍すれば大幅アップも狙えそうです。

 


橋本 達弥(22歳)年俸:780万 契約金:3500万 プロ1年目 期待

 橋本選手は慶応大からドラフト5位で加入したルーキーです。ドラフト前の評価ではどちらかと言うと即戦力というよりも素材型の投手ということで、最初は二軍がメインになるかなと思います。一軍デビューを目指して頑張って欲しいです。

 


森下 瑠大(18歳)年俸:510万 契約金:3700万 プロ1年目 期待

 森下選手は京都国際高校からドラフト4位で加入したルーキーです。高卒ルーキーですので今年は二軍で身体づくりがメインになるかなと思います。二軍で好成績を残せば年俸は上がってくると思います。

 


松本 隆之介(20歳)年俸:560万 現状維持 プロ1年目 妥当

通算:なし

 松本選手は横浜高校からドラフト3位で加入した将来の先発候補です。昨年はケガの影響で二軍でも登板がありませんでした。既にケガからは復帰しているので昨年の悔しさをぶつけてほしいです。

 


櫻井 周斗(23歳)年俸:1040万 340万ダウン プロ6年目 妥当

2022年:なし
通算:試47、回65、防4.02、勝1、H1、振58

 櫻井選手は日大三高からドラフト5位で加入した若手有望株の選手です。主に中継ぎとして活躍し、2021年には30試合に登板し防3.07と安定した投球を見せていました。昨年は飛躍が期待されましたが、ケガの影響で一軍での登板ありませんでしたね。年俸も大幅ダウンとなってしまいましたが、今季は既に復帰していますし一軍で活躍できれば年俸も跳ね上がる可能性を秘めています。

 


深沢 鳳介(19歳)年俸:500万 20万アップ プロ2年目 妥当

通算:なし

 深沢選手は専大松戸高校からドラフト5位で加入した若手有望株の選手です。昨年は高卒ルーキーということで体づくりがメインでしたが終盤には二軍デビューを果たし順調にステップを踏んでいると思います。今季は一軍デビューを目指して頑張って欲しいです。

 


ガゼルマン(27歳)年俸:1億2000万 8000万アップ 来日2年目 高評価

2022年:試4、回20.1、防2.66、勝1、振12
通算:上記に同じ

 ガゼルマン選手は昨シーズンの途中から先発を補強したいチーム事情と合致し入団しました。途中加入ではありますがシーズン終盤には一軍デビューを果たし日本でもやれるということを見せてくれました。元々の年俸がシーズン途中分しかなかったので低かったですが3倍となる大幅アップとなりましたね。それだけガゼルマン選手を他球団に獲られずキープしておきたかったのだと思います。今季は年俸に見合う活躍を求められるのでより一層の奮起に期待したいです。

 


田中 健二朗(33歳)年俸:3500万 2200万アップ プロ13年目 元が少ない

2022年:試47、回37.2、防2.63、勝3、H13、振25
通算:試263、回270.2、防3.62、勝14、H63、振217

 田中選手は常葉大菊川高からドラフト1位で加入し、主に中継ぎとして活躍してきた選手です。ここ2年はケガの影響もあり苦しんでいましたが、昨年は貴重な左の中継ぎとしてワンポイントや接戦時など色々な場面で起用され結果を残しました。年俸も約3倍となる大幅アップを勝ち取るなどしっかりと評価されたと思います。

 


笠原 祥太郎(28歳)年俸:900万 100万ダウン プロ7年目 奮起

2022年:試4、回17、防5.29、勝1、振8
通算:試55、回232、防4.50、勝11、振178

 笠原選手は新潟医療福祉大からドラフト4位で中日に加入し、主に先発として活躍してきた選手です。2019年には開幕投手を務めるなどかなり期待値の高かった選手ですが、近年は苦戦が続いていました。昨年も2年ぶりの勝利投手を掴みましたが登板数は伸びず悔しいシーズンとなりました。オフに現役ドラフトでDeNAに加入したので年俸は中日で契約更改をしていますね。心機一転DeNAで頑張って欲しいです。

 


京山 将弥(24歳)年俸:2790万 700万アップ プロ7年目

2022年:試17、回55.2、防3.23、勝2、H1、振39、
通算:試61、回255.1回、防4.83、勝12、H1、振202

 京山選手は近江高校からドラフト4位で加入し、主に先発として活躍してきた選手です。昨年は先発とリリーフ両方で起用されプロ入りから初めて防御率3点台でシーズンを終えました。年俸もかなり上がりしっかりと評価されたと思います。今年キャリアハイを残すそうなら年俸大幅アップも狙えも狙えそうです。

 


ウェンデルケン(30歳)年俸:1億2000万 来日1年目 期待

2022年:試29、回29、防5.28、勝2、H1、振21
通算:試144、回159.2、防4.00、勝6、H11、振151
※成績はメジャーのもの

 ウェンデルケン選手は2016年にメジャーデビューを果たし、主に中継ぎとして活躍してきた選手です。昨年も防御率はそこまで良くないながらも29試合に登板していました。一昨年には46試合に登板していますしメジャーでの実績も豊富な選手です。その実績を評価され高年俸での契約となったと思います。DeNAでも中継ぎの柱として貢献してほしいです。

 


池谷 蒼大(23歳)年俸:750万 30万アップ プロ3年目 少ない?

2022年:試6、回5.1、防3.38、勝1、振7
通算:試12、回12、防1.50、勝1、振9

 池谷選手はヤマハからドラフト5位で加入した若手有望株の選手です。プロ入り2年間は主に中継ぎとして登板していました。昨年はプロ初勝利を挙げるなど順調にステップを踏んでいます。ただ、年俸は元々低いのもあって低いままですね。年俸の近い選手の成績と比べるともう少し貰ってもいい気がします。今季は一軍で戦力となり大幅アップを勝ち取って欲しいです。

 


髙田 琢登(20歳)年俸:510万 20万アップ プロ3年目 妥当

通算:なし

 高田選手は静岡高校からドラフト6位で加入した若手有望株の選手です。昨年は主に中継ぎとして二軍で26試合に登板し着実に経験を積んでいると思います。今季は一軍デビューを目指して頑張って欲しいです。

 


平良 拳太郎(27歳)年俸:2000万 700万ダウン プロ10年目 期待

2022年:なし
通算:試53、回268.1、防3.56、勝17、振213

 平良選手は北山高校からドラフト5位で巨人に加入し、2017年に人的補償DeNAに加入しました。DeNAでは先発として開花し好投を見せていましたがケガが多く昨年はトミージョン手術の影響で登板がありませんでした。投げることができていないので大幅ダウンは仕方ないと思います。投げることができればかなりの成績を残せる選手なので、今季は大幅アップもあり得そうです。

 


エスコバー(31歳)年俸:2億 2年契約の2年目 来日7年目 功労者

2022年:試70、回63.1、防2.42、勝4、H38、S2、振51
通算:試364、回367、防3.26、勝20、H140、S5、振358

 エスコバー選手は長年中継ぎ投手してフル回転してきた鉄腕リリーバーです。長年チームに貢献してきた功労者ということで一昨年に2年総額4億の大型契約を結んでいました。昨年もセリーグ2位となる70試合に登板し30ホールド以上を挙げるなど流石の投球を見せましたね。年俸の面では今年が契約最終年になるので大事なシーズンになりそうです。

 


中川 虎大(23歳)年俸:760万 100万アップ プロ6年目 少し低い?

2022年:試8、回10.1、防4.35、勝0、振11
通算:試21、回48、防6.00、勝0、振41

 中川選手が箕島高校から育成ドラフト1位で加入し、プロ2年目の2019年に支配下昇格を果たした若手有望株の選手です。昨年は主に中継ぎとして登板し、一軍、二軍ともにキャリアハイの成績を残しました。特に一軍ではある程度抑えられるようになってきたと思います。年俸も着実にアップし今年は一軍の戦力となりたい段階です。

 


宮國 椋丞(31歳)年俸:940万 100万アップ プロ13年目 妥当

2022年:試17、回20.2、防8.71、勝0、H3、振13
通算:試226、回470、防3.91、勝22、H21、振289

 宮國選手は糸満高校からドラフト2位で巨人に加入し、先発、中継ぎ両方で活躍してきた選手です。2020年オフに巨人を戦力外となり2021年から
DeNAでプレーしています。加入2年目となる昨年は一軍で主に敗戦処理として17試合に登板し一定の戦力になりました。二軍でもけが人が増え苦しい投手陣のイニングイーターとして投げてくれました。年俸も一定の評価をされアップとなりましたね。今年は一軍での登板を増やし大幅アップ勝ち取りたいです。

 


森原 康平(31歳)年俸:3500万 現状維持 プロ7年目 期待

2022年:試9、回8.1、防4.39、勝0、振166
通算:試合193、回186.2、防3.81、勝9、H51、S4、振166

 森原選手は新日鉄住金広畑からドラフト5位で楽天に加入し、一時期は勝ちパでも起用されるなど中継ぎで実績のある選手です。近年は不振に陥り全盛期程の活躍を見せられておらず、昨年のシーズン途中にトレードでDeNAに移籍しました。一軍で活躍できるということは見せることが出来ているだけに、今シーズンの活躍次第では大幅アップも狙える選手だと思います。

 


宮城 滝太(22歳)年俸:440万 70万アップ プロ5年目

通算:なし

 宮城選手は滋賀学園から育成ドラフト1位で加入し、昨年のシーズン途中に支配下昇格を果たした若手有望株の選手です。昨年は主に中継ぎとして二軍で好成績を残し続け、支配下昇格を勝ち取りましたね。それに伴って年俸も増えました。一軍で活躍すれば年俸も飛躍的に増えていくはずです。

 


石川 達也(25歳)年俸:440万 100万アップ プロ3年目

2022年:試3、回5.1、防8.44、振3
通算:上記に同じ

 石川選手は法政大から育成ドラフト1位で加入し、昨年のシーズン途中に支配下昇格を果たした若手有望株の選手です。昨年は主に中継ぎとして二軍で好成績を残し、支配下昇格を勝ち取りました。7月には予告先発のアクシデントにより代役登板で一軍デビューも果たしました。今年は一軍で戦力となってほしい選手です。

 


バウアー(32歳)年俸:4億 来日1年目

2022年:なし
通算:試222、回1297.2、防3.79、勝83、S1、振1416
※成績はメジャーのもの

 バウアー選手は今年からDeNAに加入した元メジャーリーガーです。メジャーでは主に先発として活躍し、3年前の2020年には短縮シーズンではありますがサイヤング賞を獲得するなど輝かしい成績を誇っています。プライベートで色々あり複数年契約を終えないまま放出されたので、40億以上の年俸を前チームであるドジャースが払っています。そのため、DeNAとの合計は45億ほどになりそうですね。日本で無双級の投球となるか注目です。

 

 

 

 

年俸上位5選手

1位:バウアー(4億)
2位:山崎(3億)
3位:エスコバー(2億)
4位:今永(1億4000万)
5位:三嶋、ガゼルマン(1億2000万)

 

 

 

上がり幅上位5選手(金額)

1位:ガゼルマン(8000万アップ)
2位:伊勢(6440万アップ)
3位:今永(4000万アップ)
4位:大貫(3025万アップ)
5位:入江(2900万)

 

上がり幅上位5選手(比率)

1位:伊勢(333%)
2位:ガゼルマン(300%)
3位:入江(281%)
4位:田中健二郎(269%)
5位:大貫(152%)

 

 

まとめ

 今回はDeNAの投手陣の年俸を見ていきました。DeNAは他球団では評価されづらい中継ぎ投手が伊勢選手を筆頭に満足のいく評価を得ていると思います。ただ、今永選手、濱口選手、石田選手などイニングを食っている先発投手の評価が他球団と比べて低いように感じました。今永選手はメジャー挑戦の事情もあると思いますが、濱口選手、石田選手にはもう少しあげても良かったかなと思います。