何はともあれ野球推しです。
今回はいつかやりたいなと思っていた企画である各選手の年俸評価を行っていきたいと思います。かなり長い企画になりそうなので今シーズンかけてゆっくりやれればなと思います。私は基本的に選手ファーストですので年俸が多過ぎると言うことはほぼないと思います。皆さんもこれを機に選手の年俸について考えてみてください。ちなみに年俸は推定で間違っている可能性もあるのでご注意ください。それでは見ていきましょう。
今回は関西の伝統球団である阪神タイガースの野手です。
順番は背番号順です。
成績の略称
試(試合)、率(打率)、安(安打)、本(本塁打)、打(打点)、得(得点)、
盗(盗塁)、O(OPS)
木浪 聖也(29歳)年俸:2100万 500万ダウン プロ5年目
2022年:試41、率204、安19、本1、打6、得6、O532
通算:試338、率243、安215、本9、打78、得89、盗4、O620
木浪選手はHondaからドラフト3位で加入し、ルーキーの頃から二遊間として活躍した選手です。ただ、キャリアハイがルーキーの年でその後は成績が徐々に下降気味です。昨年は中野選手がショートのレギュラーに定着したことで出場機会が大幅に減少し悔しいシーズンになりました。年俸もかなりのダウンとなり今年が勝負の年になると思います。今シーズンは中野選手がセカンドにコンバートされたことと自身の調子の良さが重なり、ショートのレギュラーに定着したので大幅アップは間違いないと思います。
山本 泰寛(29歳)年俸:2800万 900万アップ プロ8年目
2022年:試86、率249、安45、本2、打15、得19、盗3、O594
通算:試341、率235、安152、本5、打40、得89、盗10、O625
山本選手は慶応義塾大学からドラフト5位で巨人に加入し、トレードで阪神に移籍したユーティリティー性の高い選手です。サブで起用しやすく途中出場が多い選手ですが、昨年はセカンドが固定されていなかったこともありスタメンでの起用も多く安打数でキャリアハイの成績を残しました。年俸もしっかりとアップしましたが、個人的には3000万以上いっても良かったかなと思います。今シーズンは二軍で好調ですが、一軍への昇格が無いのでダウンとなってしまう可能性は高いと思います。
森下 翔太(22歳)年俸:1600万 契約金1億 プロ1年目
森下選手は中央大学からドラフト1位で加入した期待値の高い大型ルーキーです。大学時代も1年生のころから自慢のパワーを見せていて、即戦力性もあり将来性もあるということで1位候補と言われていた選手です。年俸1600万はルーキーにしてはかなり高額で期待値の高さをうかがえます。今シーズンは一軍で中々結果出ていませんが、経験は積めていると思います。
梅野 隆太郎(32歳)年俸:1億6000万 3年契約の2年目 プロ10年目
2022年:試100、率228、安67、本4、打25、得26、盗2、O581
通算:試930、率232、安626、本44、打280、得261、盗38、O631
梅野選手は福岡大学からドラフト4位で加入し、長年チームの正捕手として引っ張ってきた選手です。送球の正確さやブロッキングの安定感など守備性能が高く投手からの信頼ですが元々は打撃もいい選手です。チームにとって不動の正捕手だったので2021年のオフに3年総額4.8億の大型契約を結びました。個人的には2億でも良かったと思いますが他選手とのバランスを見たのだと思います。昨年は打撃不振が続きリード面でも批判を浴び苦しいシーズンだったと思います。ただ、リードはほぼ結果論で打たれた時にだけフューチャーされるので打撃成績が下がったのはまずかったですが守備性能は悪くなってないと思います。今シーズンも打撃の調子が上がりませんが、後半戦に巻き返してアンチを黙らせるだけの成績を残して欲しいです。
大山 悠輔(28歳)年俸:1億3000万 3000万アップ プロ8年目
2022年:試124、率267、安117、本23、打87、得54、O827
通算:試768、率268、安706、本104、打405、得300、盗14、O795
大山選手は白鷗大学からドラフト1位で加入し、長年チームの主軸として活躍してきた看板選手です。昨年はほとんどの試合でクリーンアップを打ち本塁打、打点ともにチーム内1位の成績を残しました。個人的には1億5000万くらいいっても良かったと思いますが、このアップもしっかりと評価されていると思います。今シーズン、チームが優勝することが出来れば2億の壁が見えてくると思います。
熊谷 敬宥(27歳)年俸:1750万 450万アップ プロ6年目
2022年:試63、率156、安7、打3、得8、盗7、O308
通算:試193、率188、安15、打8、得37、盗21、O427
熊谷選手は立教大学からドラフト3位で加入し、主に途中出場で存在感を示してきた選手です。昨年は守備固めや代走で積極的に起用されベンチにいて頼りになる選手ですね。少ない打席数ながらサヨナラヒットを放つなど打撃でもアピールしました。年俸もしっかりアップし球団からも評価されていると思います。今シーズンは一軍での出場が少ないので、出場機会を増やしていきたいです。
近本 光司(28歳)年俸:1億7000万 2000万アップ プロ5年目
2022年:試132、率293、安154、本3、打34、得71、盗30、O704
通算:試534、率292、安640、本31、打202、得326、盗121、O747
近本選手は大阪ガスからドラフト1位で加入し、ルーキーの時からセンターのレギュラーとして活躍してきた選手です。昨年は前年よりも打撃成績は少し落ちたものの2年ぶりの盗塁王を獲得し、2年連続となるベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得しました。既にチームの看板選手ですし高額な年俸も頷ける選手だと思います。今年はここまで絶好調なので2億の大台は軽く超えていくと思います。
ノイジー(28歳)年俸:1億7940万 来日1年目
2022年:試89、率214、安58、本4、打26、得25、盗6、O561
通算:試147、率212、安83、本7、打37、得34、盗7、O558
※成績はメジャーのもの
ノイジー選手は長年3Aでプレーしていて、ここ最近はメジャーでの出場機会が増えてきた選手です。昨年はメジャーでの出場機会が大幅に増加しキャリアハイの成績を残しました。打撃成績はそこまで良くはありませんでしたが、メジャーでの成績ということで高年俸で阪神と契約しました。元々は内野手の選手ですが、阪神では外野手として起用されていますね。今シーズンはここまでコンバートの影響を感じさせない守備を見せますが打撃で苦しんでいるので、何とか後半戦に上げてきて欲しいです。
佐藤 輝明(24歳)年俸:8500万 4300万アップ プロ3年目
2022年:試143、率264、安143、本20、打84、得70、盗11、O798
通算:試269、率256、安144、本44、打148、得126、盗17、O798
佐藤は近畿大学からドラフト1位で加入し、ルーキーの頃から主軸として活躍してきたチームの看板選手です。昨年はチームで唯一全試合に出場し新人特別賞を受賞した前年よりも成績を上げてきました。年俸も2倍以上となりしっかりと評価されていると思います。今シーズンはここまで調子が上がっていませんが後半戦持ち直してくれば1億円の壁は突破できると思います。
髙山 俊(30歳)年俸:2100万 200万ダウン プロ8年目
2022年:試38、率189、安10、本0、打0、得1、盗2、O445
通算:試467、率250、安330、本20、打135、128、盗23、O651
高山選手は明治大学からドラフト1位で加入し、将来の主軸候補として期待されていた選手です。ルーキーの頃に球団ルーキー記録となる136安打を放ち新人王を獲得していましたが、その年がキャリアハイとなりここ最近は苦戦が続いていました。昨年も打撃の調子が上がらず自己最少の試合数に留まりました。今年が正念場の立ち位置だと思います。
坂本 誠志郎(29歳)年俸:2800万 600万アップ プロ8年目
2022年:試60、率189、安24、本0、打6、得5、O497
通算:試276、率204、安98、本6、打39、得36、盗1、O547
坂本選手は明治大学からドラフト2位で加入し、ここ最近は第二捕手として活躍してきた選手です。昨年は卓越したリードが評価され正捕手の梅野選手の調子が上がらないのもありキャリアハイの60試合に出場しました。年俸もしっかりと上げてもらいましたね。個人的には3000万にいっても良かったと思います。今シーズンはここまで課題だった打撃の調子がいいので年俸も倍以上になる可能性もありそうです。
渡邉 諒(28歳)年俸:4000万 1000万ダウン プロ10年目
2022年:試21、率233、安14、本0、打2、得11、O648
通算:試480、率254、安380、本29、打151、得167、盗10、O689
渡邊選手は東海大甲府高校からドラフト1位で日本ハムに加入し、速球破壊王子とも称された打撃のいい内野手です。昨年は監督が新庄監督に代わったこともあり大幅に試合数を減らしてしまいました。課題だった守備面も足かせになったと思います。年俸もかなり下がってしまいましたね。ちなみにこの年俸は日本ハムと契約更改したものです。その中で昨年のオフにトレードで阪神に移籍しました。今シーズンはここまで控え要員となったいますが成績的にはかなり下がっていますし年俸も下がってしまう可能性が高そうです。
北條 史也(28歳)年俸:1900万 100万ダウン プロ11年目
2022年:試32、率186、安8、本1、打7、得5、O496
通算:試455、率255、安308、本18、打113、得143、盗11、O673
北条選手は八戸学院光星からドラフト2位で加入し、坂本2世と呼ばれ注目されていた内野手です。一時レギュラーを掴みかけますがケガなどもありレギュラー掴み切れませんでした。昨年はセカンドのレギュラーが固まらないチーム事情ですが打撃の調子が上がらずアピールすることができませんでした。年俸も下がってしまいましたし、今シーズンが正念場だと思います。
井上 広大(21歳)年俸:720万 プロ4年目
2022年:試2、率000
通算:試8、率063、安1、打1、得0、O220
井上選手は履正社高校からドラフト1位で加入し、将来の中軸候補として期待されている長打力のある選手です。昨年は二軍で11本塁打を放つなど持ち前のパワーを見せましたが一軍では結果を残せませんでした。ただ、今シーズンは一軍で何試合か戦力になっているので年俸は上がると思います。
糸原 健斗(30歳)年俸:8000万 100万アップ プロ7年目
2022年:試132、率247、安110、本3、打36、得31、盗2、O606
通算:試703、率271、安629、本12、打191、得261、盗22、O693
糸原選手はENEOSからドラフト5位で加入し、長年チームのレギュラーとして活躍してきた選手です。昨年は打撃の調子が上がらず前年よりも打撃成績は落としましたがチーム内3位の132試合に出場しました。そのことが評価されこれまでチームに貢献してきた功労者ということもあり年俸も微増という形になったと思います。上がるのは納得がいかないという人もいると思いますが個人的には妥当な金額だと思います。ただ、今シーズンはセカンドに中野選手がコンバートされたこともありベンチ要員となっているのでこれだけの年俸だと下がってしまうことが予想されます。
小幡 竜平(22歳)年俸:1400万 300万アップ プロ5年目
2022年:試49、率188、安13、本1、打5、得7、O455
通算:試146、率204、安47、本1、打12、得27、盗9、O520
小幡選手は延岡学園高校からドラフト2位で加入し、将来の二遊間候補として期待されている選手です。昨年は打撃不振もありスタメンの機会は増えたもののレギュラー奪取とはなりませんでした。ただ、元の年俸が低すぎたこともありアップでの更改となりましたね。今シーズンはここまで木浪選手がレギュラーで出ていますが、小幡選手も調子はいいように思うので後半戦に巻き返すかもしれません。
榮枝 裕貴 (25歳)年俸:800万 プロ3年目
2022年:試1、率1.000、安1、打1、O2.000
通算:上記に同じ
榮枝選手は立命館大学からドラフト4位で加入した将来の正捕手候補です。昨年は二軍でチーム内1位の56試合にマスクを被り一軍デビューも果たしました。今シーズンはここまで一軍での出場機会はありませんが二軍で結果を残して上がってきて欲しいです。
井坪 陽生(18歳)年俸:600万 契約金5000万 プロ1年目
井坪選手は関東第一高校からドラフト3位で加入し、将来のレギュラーとして期待されている選手です。高卒ルーキーですので今年は二軍で経験を積むことになると思いますが、ここまで二軍で打率289と高卒ルーキーらしからぬ活躍をみせているので一軍デビューもありえると思います。年俸もアップしそうな気がしますね。
髙濱 祐仁(26歳)年俸:2000万 200万ダウン プロ7年目
2022年:試7、率059、安1、打1、得0、O114
通算:試128、率252、安105、本8、打44、得38、盗2、O661
高濱選手は横浜高校からドラフト7位で日本ハムに加入した打撃が売りの内野手です。2021年に96安打を放つなどブレイクを果たし、その時に年俸が4倍にアップしていました。昨年はケガや打撃不振も出場機会が激減していましたね。渡邊選手と同様日本ハムでの契約更改をしていますがダウン評価は仕方ないと思います。その中で昨年のオフにトレードで阪神に移籍しました。今シーズンはここまで一軍での出番がないですが、二軍で3本塁打とアピールしているので後半戦巻き返して欲しいです。
戸井 零士(18歳)年俸:500万 契約金3000万 プロ1年目
戸井選手は天理高校からドラフト5位で加入し、将来のショートのレギュラーとして活躍が期待されている選手です。ショートの選手ですが大型な選手なので大成する可能性もありますね。高卒ルーキーということで二軍がメインになると思いますが一軍デビューを目指して頑張って欲しいです。
遠藤 成(21歳)年俸:500万 現状維持 プロ4年目
通算:なし
遠藤選手は東海大相模高校からドラフト4位で加入し、将来のレギュラー候補として期待されている選手です。昨年は二軍で内野全ポジションを守るなどマルチぶりを見せ87試合に出場しましたが一軍デビューはなりませんでした。今シーズンは二軍で打率302と結果を残しているので一軍デビューを目指して頑張って欲しいです。
中野 拓夢(26歳)年俸:7000万 3300万アップ プロ3年目
2022年:試135、率276、安157、本6、打25、得69、盗23、O647
通算:試270、率274、安284、本7、打61、得114、盗53、O648
中野選手は三菱自動車岡崎からドラフト6位で加入し、ルーキーの頃からショートのレギュラーとして活躍してきた選手です。昨年はチーム内2位の135試合に出場しショートのベストナインを獲得するなどリーグ屈指の内野手となりました。年俸もかなりアップしていますが佐藤輝明選手が8000万ということを考えると同じくらい貰ってもいいのかなと思います。今シーズンはセカンドにコンバートされ大成功しているので年俸は1億を超えてくると思います。
島田 海吏(27歳)年俸:3000万 1650万アップ プロ6年目
2022年:試123、率264、安82、本0、打36、得56、盗21、O602
通算:試242、率245、安110、本0、打54、得81、盗32、O574
島田選手は上武大学からドラフト4位で加入し、控え要員として活躍してきた俊足巧打の外野手です。昨年はスタメンで起用される試合が大幅に増え全てにおいてキャリアハイとなるブレイクの年でした。年俸も2.5倍以上となりしっかりと評価されましたね。今シーズンはここまで途中出場がメインとなっていますが存在感を見せていると思うのでアップも狙えると思います。
ミエセス(27歳)年俸:6750万 来日1年目
ミエセス選手は主軸として期待され入団した新外国人選手です。昨年までは主にマイナーリーグでプレーし通算140本塁打とパワーを見せつけています。メジャー経験はありませんが長打力は期待できる選手です。今シーズンはここまで実父の不幸などもありましたが、一軍でも存在感を示す打撃を見せているので残留も考えられると思います。
長坂 拳弥(29歳)年俸:1000万 300万アップ プロ7年目
2022年:試27、率175、安7、本0、打1、得2、O425
通算:試45、率200、安11、本2、打4、得5、盗1、O582
長坂選手は東北福祉大学からドラフト7位で加入した強肩が武器の捕手です。昨年は主に第三捕手として一軍に帯同し、梅野選手、坂本選手に次ぐチーム内3位のスタメンマスクを被りました。全てにおいてキャリアハイとなり飛躍の年となりましたね。年俸も4桁に乗りましたが個人的には捕手は代えの効かないポジションなので1500万くらいはあげてもいいかなと思います。今シーズンはここまで出場機会が少ないので後半戦の巻き返しに期待したいです。
前川 右京(20歳)年俸:500万 現状維持 プロ2年目
通算:なし
前川選手は智弁学園高校からドラフト4位で加入し、将来の主軸候補として期待されている選手です。昨年は高卒ルーキーということもあり二軍で経験をつみました。ケガなどもありましたが二軍で打率250と高卒ルーキーとしていい成績を残していると思います。今シーズンはここまで一軍でも結果が出ているので大幅アップは間違いないと思います。
藤田 健斗(21歳)年俸:500万 現状維持 プロ4年目
通算:なし
藤田選手は中京学院大中京高校からドラフト5位で加入し、将来の正捕手候補として期待されている選手です。昨年は二軍でチーム内2位の40試合にマスクを被り打率243とまずまずの成績を残しています。年俸は現状維持ですが下位指名の高卒ルーキーは一軍デビューするまでは500万で固定のようですね。個人的には二軍で頑張っているので微増くらいあってもいいのかなと思います。今シーズンは二軍で打率273と調子がいいので一軍デビューを目指して頑張って欲しいです。
小野寺 暖(25歳)年俸:820万 170万アップ プロ4年目
2022年:試32、率136、安6、本1、打7、得3、O428
通算:試66、率158、安18、本2、打9、得10、O467
小野寺選手は大商大から育成1位で加入し、2021年に支配下昇格を勝ち取った強打の外野手です。昨年は二軍で打率285と結果を残しましたが、一軍では主に代打として起用され打率136と苦しみました。ただ、打点7と勝負強さは見せれたと思います。年俸も元が低かったのもありアップ評価となりましたね。今シーズンはここまで調子は良さそうですが、起用が少ないので岡田監督にあまりハマっていないのかなと思います。
豊田 寛(26歳)年俸:800万 現状維持 プロ2年目
2022年:試5、率000
通算:上記に同じ
豊田選手は日立製作所からドラフト6位で加入し、即戦力として期待された外野手です。昨年はルーキーとして迎えましたが、二軍で80試合に出場するなど経験を積み終盤には一軍デビューを果たしました。ただ、年齢的にあと2年くらいで勝負をかけたいところですね。今シーズンは二軍でまずまずの成績残していますし、一軍の外野手が固定できていないことを考えるとチャンスはあると思います。
植田 海(27歳)年俸:1800万 50万アップ プロ9年目
2022年:試57、率250、安3、本0、打1、得10、盗4、O607
通算:試394、率199、安65、本1、打7、得97、盗55、O526
植田選手は近江高校からドラフト5位で加入し、主に代走要員として存在感を示している俊足のユーティリティープレイヤーです。昨年は出場試合数、盗塁数を減らしましたが二遊間や外野手のサブとして貴重な戦力となっていました。年俸は微増ですが、二遊間と外野を守れ代走でも存在感を見せれる貴重な戦力なので個人的には2000万くらいはあげてもいいと思います。今シーズンもここまでベンチ要員として貴重な戦力となっていますし年俸を上げて欲しいです。
板山 祐太郎(29歳)年俸:1000万 現状維持 プロ8年目
2022年:試14、率125、安1、O347
通算:試137、率205、安40、打9、得16、盗2、O532
板山選手は亜細亜大学からドラフト5位で加入し、内外野全ポジションを守るユーティリティープレイヤーとして活躍してきた選手です。昨年は打撃で結果を残すことができず二軍暮らしが続いていました。年齢も年齢ですし今シーズンは勝負をかけたい年でしたが、序盤のチャンスを活かせず二軍暮らしが続いていますので、何とか調子を上げて一軍に戻ってきて欲しいです。
髙寺 望夢(20歳)年俸:600万 120万アップ プロ3年目
2022年:試8、率130、安3、打2、得0、盗1、O453
通算:上記に同じ
高寺選手は上田西高校からドラフト7位で加入し、将来の二遊間のレギュラーとして期待されている選手です。昨年は二軍で打率280と好成績を残し終盤には一軍デビューを果たしました。高卒2年目でこれだけの成績を残せるのは将来の有望ですね。一軍デビューも果たしましたし年俸もしっかり上げてもらいました。今シーズンはここまで二軍で苦しんでいるので調子を上げて一軍に呼ばれるようにアピールして欲しいです。
中川 勇斗(19歳)年俸:460万 現状維持 プロ2年目
通算:なし
中川選手は京都国際高校からドラフト7位で加入し、将来の正捕手候補として期待されている選手です。昨年は高卒ルーキーということで二軍で経験を積みましたが、二軍での打率298と広島の坂倉選手の1年目の成績を超える好成績を残しました。捕手でこれだけ打てる選手は貴重ですし下位指名ですが優先順位は上がっていると思います。今シーズンは一軍デビュー目指して頑張って欲しいです。
原口 文仁(31歳)年俸:3100万 600万アップ プロ14年目
2022年:試33、率324、安23、本2、打10、得5、O827
通算:試468、率276、安254、本25、打137、得84、盗1、O760
原口選手は帝京高校からドラフト6位で加入し、長年強打の捕手として活躍してきた選手です。元々は捕手の選手ですが、打撃の良さを買われ近年は内野手や代打での出場がメインでした。昨年はコロナ感染などもあり試合数こそ少なかったものの代打だけでなくクリーンアップとしても起用され凄まじい成績を残していました。年俸は大腸がんから復帰したことや真面目な性格も相まってチームの人気選手なだけにもう少し上げても良かったと思いますが、少ない試合数を鑑みると最大級の評価をしてもらったと思います。今シーズンはここまで打撃の調子が上がっていませんので、後半戦の巻き返しに期待したいです。
片山 雄哉(29歳)年俸:450万 30万アップ プロ5年目
2022年:試2、率000
通算:上記に同じ
片山選手はBC福井から育成1位で加入し、2019年に支配下昇格を果たした打撃のいい捕手です。昨年は二軍で捕手だけでなくファースト、サード、セカンドとしても出場し、待望の一軍デビューも果たしました。一軍デビューの恩恵か年俸も微増という形になりましたね。今シーズンは年齢的にも勝負の年になると思うので頑張って欲しいです。
年俸上位5選手
1位:ノイジー(1億7900万)
2位:近本(1億7000万)
3位:梅野(1億6000万)
4位:大山(1億3000万)
5位:佐藤(8500万)
上がり幅上位5選手(金額)
1位:佐藤(4300万アップ)
2位:中野(3300万アップ)
3位:大山(3000万アップ)
4位:近本(2000万アップ)
5位:島田(1650万アップ)
年俸上位5選手
1位:島田(222%)
2位:佐藤(202%)
3位:中野(189%)
4位:長坂(143%)
5位:熊谷(135%)
まとめ
野手は高年俸の選手は少なく2億以上の選手は1人もいないですが、全体的にアップ評価が多く木浪選手、北条選手、高山選手以外は軒並みアップか現状維持となっています。さすが満足度No1のチームですね。全体的に若い選手が多いのでプロ3年目の佐藤選手、中野選手はもっと上がると思いますし、主力である近本選手、大山選手は2億の壁を突破していくと思います。強いて言えば捕手の年俸が抑えめなのでもう少し上げて欲しいなと思います。