補強情報!!ソフトバンクの野村大選手と西武の齊藤選手選手のトレード成立!!~各選手の特徴と補強のポイント~

何はともあれ野球推しです。

 

今日、新たな補強情報が入って来ました!!福岡ソフトバンクホークスの野村大選手と埼玉西武ライオンズの齊藤選手のトレードが発表されました。そこで、今回は各選手と補強の意図について簡単にまとめてみました。

 

 

  1. 基本情報
  2. 補強の意図
  3. まとめ

 

 

 

基本情報

野村 大樹(23歳)171cm、85㎏、内野手、右投右打、プロ6年目

2024年一軍:試2、率000、安0、本0、打0、得0、盗0、O000
2024年二軍:試56、率278、安49、本2、打21、得24、盗1、O807
通算:試83、率218、安36、本1、打15、得13、盗1、O558
 
経歴

 野村選手は早稲田実業高校からドラフト3位でソフトバンクに加入した内野手です。高校時代は1学年上の清宮選手と3番、4番を形成しており勝負強い打撃が注目されていました。プロ入り後は二軍で好成績を残し続け、昨年には代打での起用が多かったもののキャリアハイの成績を一軍で残しました。ただ、今季からはメインポジションの一三塁に山川選手、栗原選手がどっしりと座っておりサブに中村選手がいるなど層が厚く、一軍での出場機会が得られませんでした。

 

選手としての特徴

 野村選手は勝負強い打撃が持ち味の右打者です。広角に長打を飛ばすことができ、二軍では高い長打率を残しています。また、体の近くまで引き付けて打つタイプで選球眼が良く四球を選ぶことも多いです。打撃に関しては一軍でもある程度やれるところを見せていますが、守備が課題で足も速いわけではないので打撃で突き抜けた成績を残さないと起用しづらいという見方もあります。

 

 

 

 

齊藤 大将(29歳)178cm、80㎏、投手、左投、プロ7年目

2024年一軍:なし
2024年二軍:試12、回12、防3.00、勝1、振9
通算:試32、回37.1、防7.71、勝1、H3、振20
 
経歴

 齊藤選手は明治大学からドラフト1位で加入した左投手です。大学時代は3年時に大学日本代表に選出されたり、4年時にはエースとしてベストナインに選ばれたりと活躍を見せ、その実力が評価されドラフト1位での指名となりました。プロ入り後はルーキーイヤーに16試合に登板するなど3年連続で一軍での登板がありましたが結果は奮わず2021年にトミージョン手術を受けた影響で育成契約に移行していました。昨年から二軍で完全復帰し40試合に登板し防御率2.70と好成績を残していました。今年も同様の成績を残していましたが、支配下昇格はならずこのタイミングでのトレードとなりました。

 

選手としての特徴

 齊藤選手は鋭いスライダーが武器の技巧派左腕です。サイド気味のスリークォーターから投げ込むスライダーは横滑りし変化量が大きく、逆方向に曲がるスクリューを投げることが出来ます。ストレートの球速は140㎞前後ですが、ボールを変化させて打ち取る技巧派左腕です。

 

 

 

補強の意図

 西武は一三塁のレギュラーが中々固定出来ず、渡部選手、佐藤龍選手、アギラ―選手など期待値の高い選手がいましたが、打撃が奮わないので野村選手が加入後即スタメンも考えられますね。とにもかくにも打撃が課題のチームですので、持ち味の打力を存分に発揮して欲しいです。

 ソフトバンク支配下の選手を放出して育成選手を獲得するということで支配下枠を空けたいという思惑が強いと思います。育成には石塚選手、前田選手、三浦選手など二軍で好成績を残している選手が多くいますし、今シーズン中の支配下昇格は確実にあるとの報道も出ているので、育成選手にはチャンスが広がったと思います。また、齊藤選手もチームに足りない中継ぎ左腕ということで支配下昇格のチャンスはあると思います。

 

 

まとめ

 今回は巨人、西武間でのトレードのニュースをまとめました。支配下⇔育成選手のトレードは史上初ということでかなり驚きのトレードとなりました。特に野村選手にとっては大チャンスだと思うので、このチャンスを生かして欲しいです。