何はともあれ野球推しです。
今回はいつかやりたいなと思っていた企画である各選手の年俸評価を行っていきたいと思います。かなり長い企画になりそうなので今シーズンかけてゆっくりやれればなと思います。私は基本的に選手ファーストですので年俸が多過ぎると言うことはほぼないと思います。皆さんもこれを機に選手の年俸について考えてみてください。ちなみに年俸は推定で間違っている可能性もあるのでご注意ください。それでは見ていきましょう。
今回はセリーグ覇者であるヤクルトスワローズの投手です。
順番は背番号順です。
成績の略称
試(試合)、防(防御率)、H(ホールド)、S(セーブ)
キオーニ・ケラ(29歳)年俸:1億3200万 新入団選手 少ない?
2022年:メジャーでの登板なし
通算:試243、回227.1、防3.33、勝23、H59、S23、三振279
ケラ選手はアメリカでは主に中継ぎとして活躍をしていた選手で、メジャーでは通算243試合に登板し防御率3.33とかなりいい成績を残していた投手です。しかし、2021年にトミージョン手術を受けた影響で昨年は3Aでも結果を残すことができずこの年俸で加入となりました。ただ、メジャーでの実績も豊富ですしこのレベルの選手がこの年俸で獲れるのは安いかなと思ってしまいますね。マクガフ選手の穴を埋める選手として期待したいです。
石山 泰稚(34歳)年俸:1億5000万 4年契約の4年目 プロ11年目 妥当
2022年:試38、回36、防1.75、勝2、H16、三振15
通算:試440、回605.2、防3.25、勝27、H89、S105、三振552
石山選手はヤマハからドラフト1位で加入し、長年ヤクルトの勝ちパターンの投手としてヤクルトを支えてきた選手です。そのため、2020年のFAを取得したタイミングで1億5000万円の4年契約を結びました。2022年は序盤こそコンディション不良でいなかったものの終盤にかけて存在感を増し、苦しい場面でも安定した投球を見せてくれました。ヤクルトの功労者ですし複数年契約期間の成績を見ても毎年安定してしているので、高年俸ではありますが妥当な金額だと思います。
高梨 裕稔(31歳)年俸:4300万 600万アップ プロ10年目 アップ幅が少なめ?
2022年:試20、回102.2、防4.30、勝7、三振84
通算:試150、回681、防4.04、勝41、H1
高梨選手は山梨学院大からドラフト4位で日本ハムに入団し、日本ハムからトレードで加入して今年で5年目を迎える選手です。加入後も毎年先発としてまずまずの成績を残していました。その中で昨年は序盤から非常に好調で完封勝利も達成するなど大活躍を見せていました。終盤にかけて調子を落したため防御率はそこまで良くないですが、100イニング以上を投げ7勝を上げるなど移籍後ではキャリアハイの成績を残しました。ヤクルトの序盤の躍進には高梨選手の活躍が欠かせなかったと思うので1000万アップくらいかなと思いましたが、最終的な防御率が悪かったためこれでも妥当な上がり幅かなと思います。
山下 輝(23歳)年俸:1400万 現状維持 プロ2年目 ある程度妥当
2022年:試2、回12.2、防1.46、勝1、三振3
通算:上記に同じ
山下選手は昨年法政大からドラフト1位で指名されたルーキーですが、ドラフト直後に疲労骨折がありその後もケガに苦しみました。しかし、シーズン中から徐々に投げられるようになり終盤に一軍デビューを果たすと、僅か2試合ながらどちらの試合も好投を見せました。日本シリーズでも登板するなどポテンシャルの高さを改めて感じました。ただ、好投はしましたが稼働自体は少ないため現状維持は妥当なラインだと思います。この投球を通年見せることができれば年俸もどんどん上がっていくはずです。
原 樹理(29歳)年俸:3800万 1200万アップ プロ8年目 妥当
2022年:試22、回107.2、防4.85、勝8、三振52
通算:試117、回555、防4.18、勝27、三振389
原選手は東洋大からドラフト1位で入団し、ルーキーの頃からの先発として一軍でそれなりに投げていた選手でプロ3年目には6勝を上げました。ここ2年は登板機会が少なかったですが、2022年は前半戦から絶好調でチームの躍進の原動力になりました。後半に失速しましたが100回以上を投げキャリアハイの8勝をマーク、飛躍の年となりました。年俸も約1.5倍アップなのでかなり評価されたと思います。苦労が報われて良かったです。
清水 昇(26歳)年俸:1億 1200万アップ プロ5年目 安すぎる?
2022年:試50、回46.2、防1.16、勝5、H28、三振43
通算:試189、回197.2、防3.01、勝8、H12、三振202
清水選手は国学院大からドラフト1位で加入したヤクルトの不動のセットアッパーです。2020年から2年連続最優秀中継ぎのタイトルを獲得しており球界でもトップクラスの安定感を誇ります。昨年は前半こそコンディション不良で出遅れたものの防御率1.16と抜群の安定感を見せ、2連覇に大きく貢献しました。チームの中でもここ3年の登板数は抜けているので今年のアップ幅を見ると少しシビアかなという印象です。年齢やほかの選手とのバランスもあるのかもしれませんが、中継ぎは選手生命が短くなりやすいポジションですので出せる時に出してあげてほしいです。
奥川 恭伸(21歳)年俸:2700万 900万ダウン プロ4年目 妥当
2022年:試1、回4、防2.25、勝0、三振3
通算:試20、回111、防3.57、勝9、三振96
奥川選手は星稜高校からドラフト1位で加入した将来のエース候補です。2021年に9勝上げブレイク、勢いそのまま昨年の開幕投手に任命されましたが、その開幕戦で納得のいく投球ができずその後ケガをしてしまいシーズンのほとんどをリハビリに費やしました。稼働が少なかったので限度額に近い減俸はしょうがないと思います。万全で投げられればエース級の投球できる選手ですので、完全復活を期待したいです。
石川 雅規(43歳)年俸:9000万 現状維持 プロ22年目 妥当
2022年:試16、回82、防4.50、勝6、三振39
通算:試521、回3039.2、防3.88、勝183、H3、三振1746
球界最年長選手である石川選手は入団当初から先発として登板してきました。昨年も42歳ながら8勝をマークし積み重ねた勝利数は183となりました。現役で200勝を目指せる数少ない選手の1人ですし、レジェンドですのでプレーだけでなく存在そのものが他の選手たちにいい影響を与えると思うので高年俸ですが妥当な額だと思います。
木澤 尚文(24歳)年俸:3700万 2500万アップ プロ3年目 妥当
2022年:試55、回70.1、防2.94、勝9、H8、三振52
通算:上記に同じ
木澤選手は慶応大からドラフト1位で加入し、プロ2年目となる昨年に中継ぎ投手として一軍に定着し55試合に登板しました。回跨ぎや接戦での登板もあり難しい起用が多かったですが懸命に腕を振っていました。年俸も3倍以上となる大幅アップを勝ち取り主力選手の仲間入りを果たしましたね。今シーズンもジョーカーとして腕を振ってほしいです。
吉村 貢司郎(25歳)年俸:1600万 契約金:1億 新入団選手 期待
吉村選手は東芝から入団した今年のドラフト1位ルーキーです。大卒社会人から加入した選手で即戦力としての期待がかかる選手です。契約金も1億と相当な額を貰っていますしそれだけ期待値が高いのだと思います。気負いせず自分の力を出してほしいです。
星 知弥(28歳)年俸:1500万 200万ダウン プロ7年目 妥当
2022年:試7、回12.1、防4.38、勝0、三振12
通算:試120、回239、防4.87、勝8、H12、三振188
星選手は明治大からドラフト2位で入団した選手です。先発、中継ぎ両方で一軍まずまず登板のある選手です。2022年は主にビハインドやロングリリーフでの登板がありましたが、一軍での登板は僅か7試合と悔しいシーズンとなりました。一軍での登板が少なかったので減俸は仕方ないと思います。今シーズンは登板数を増やして昇給を目指してほしいです。
吉田 大喜(25歳)年俸:1100万 100万ダウン プロ4年目 妥当
2022年:試2、回9、防3.00、勝0、三振7
通算:試32、回99.2、防5.24、勝3、H1、三振81
吉田選手は日体大からドラフト2位で加入した選手です。主に先発として起用されている投手ですが、まだ一軍の戦力として計算は出来ないかなと思います。2022年はケガなどもあり2試合の登板に留まりました。ただ、ケガさえなければポテンシャルの高い選手ですし、これからブレイクを期待したいです。
小川 泰弘(32歳)年俸:1億6000万 現状維持 プロ11年目 昇給でも良かった?
2022年:試25、回153.1、防2.82、勝8、三振91
通算:試231、回1417.2、防3.56、勝93、H1、三振1101
小川選手は創価大からドラフト2位で加入し、ヤクルトのエースとして長年活躍してきた選手です。勝ち数も93勝まで伸ばしてきて、節目の100勝も見えてきました。2022年は近年では一番の安定感で勝ち数こそ10勝に届かなかったものの、153.1回を投げ防御率2.82と抜群の安定感でした。後半戦は苦しい先発陣でしたが小川選手がしっかりと柱でいてくれたことは大きいと思います。そのため昇給でもいいかなと思いましたが、高年俸ですしヤクルトはそんなに資金のある球団ではないので仕方ないのかもしれません。個人的には1億8000万くらいは貰っていいと思います。
田口 麗斗(27歳)年俸:8800万 1200万アップ プロ10年目 少な過ぎる?
2022年:試45、回36、防1.25、勝1、H18、S2、三振31
通算:試244、回780.2、防3.44、勝42、H38、S8、三振613
田口選手は巨人からヤクルトにトレードで加入した選手で加入後は主に中継ぎとして活躍しています。2022年はピンチの場面で登板し無失点で抑えるジョーカー的な立ち位置でした。試合数はイニングはそれ程多くないので年俸が上がりずらい成績ですが、田口選手の存在は大きく連覇に欠かせない選手だったのでどうにか上げて欲しいなと思っていました。結果は1200万アップとヤクルト側としたらかなり誠意を見せたと思いますが個人的には1億いってほしかったです。清水選手が1億なのでバランスを取ったのかなと思います。今シーズンは守護神での起用ということでシーズン全うすることができれば年俸が跳ね上がりそうです。
杉山 晃基(25歳)年俸:680万 20万ダウン プロ4年目 妥当
2022年:試1、回0.2、防0.00、三振0
通算:試5、回7、防9.00、三振4
杉山選手は創価大からドラフト3位で加入した中継ぎ投手です。昨年までの3年間ではまだまともに一軍の戦力になれていません。年俸もかなり落ちてしまっているので今シーズンは何とか一軍の中継ぎ陣に割って入りたいです。
梅野 雄吾(24歳)年俸:3500万 900万アップ プロ7年目 安すぎる
2022年:試41、回39、防3.00、勝4、H16、三振26
通算:試211、回209、防3.96、勝14、H74、S4、三振200
梅野選手は九産大九産高からドラフト3位で加入し、高卒ながら早くから中継ぎ投手として一軍で活躍していた選手です。2022年も41試合に登板し防御率3.00、16ホールドとさすがの成績です。ただ、実績的などを考えると年俸は安すぎる気がしますね。たった1年で木澤選手に超えられてしましました。木澤選手が素晴らしい成績を残したのはもちろんですが、この若さで既に200試合以上に登板している梅野選手はもっと評価されていいと思うんですけどねぇ。最低でも5000万はほしいかなと思ってしまいます。
市川 悠太(22歳)年俸:750万 180万アップ プロ5年目 妥当
2022年:試合6、回12、防7.50、勝0、三振6
通算:上記に同じ
市川選手は明徳義塾高からドラフト3位で加入し、先発として期待されている若手投手です。昨年は1年間ローテを回ることができ、一軍デビューを果たすなど満足のいくシーズンを過ごせたのではないでしょうか。年俸も一軍で戦力になってほしいという期待を込めてのアップだと思います。今シーズンは飛躍の年として欲しいです。
柴田 大地(25歳)年俸:1100万 100万ダウン プロ2年目 妥当
2022年:試1、回1、防9.00、三振2
通算:上記に同じ
柴田選手は昨年日本通運からドラフト3位で加入した選手です。即戦力としての期待がされていたのでルーキーにしては高めの年俸でしたが、一軍での登板数が少ないということでダウンとなりましたね。ただ、二軍では中継ぎとしてしっかり投げることができましたし来年は飛躍の1年としてほしいです。
山本 大貴(27歳)年俸:950万 50万ダウン プロ6年目 妥当
2022年:試5、回5.2、防7.94、三振4
通算:試19、回22.2、防4.37、H1、三振12
山本選手は昨年のシーズン途中にロッテからトレードで加入した選手です。左の速球派として期待されていますがここまであまり一軍の戦力には慣れていないです。ただ、昨年はシーズン途中での加入で難しいところがあったと思いますし、今シーズンの活躍を期待したい選手です。
大西 広樹(25歳)年俸:2500万 1100万アップ プロ4年目 妥当?少ない?
2022年:試43、回58.2、防4.45、勝3、H3、三振42
通算:試84、回110.1、防3.75、勝6、H10、三振75
大西選手は大商大からドラフト4位で加入し中継ぎ投手としてここ2年一軍に定着している選手です。昨年はキャリアハイとなる43試合に登板し、回跨ぎや緊急の先発登板など難しい立ち位置の選手でしたが懸命に腕を振ってくれました。後半に少し調子を落としたため最終的な防御率はあまり良くありませんでしたが、登板数も多かったですし2倍近くの昇給となりました。ただ、中継ぎにしてはイニングも結構食ってくれているので、理想としてはもう少し上げてほしかったなと思ったり思わなかったりしました。今シーズンも活躍してガツンと昇給してほしいです。
小澤 怜史(25歳)年俸:1100万 700万アップ プロ7年目 妥当
2022年:試10、回46、防4.11、勝2、三振44
通算:試14、回51.1、防4.21、勝2、H1、三振52
小澤選手は2021年にソフトバンクを戦力外となりヤクルトに育成選手として加入した苦労人です。昨年は二軍で好成績を残し6月に支配下昇格を勝ち取りました。さらに、一軍の先発が苦しい時に上がってきて先発投手としてまずまずの成績を残してくれたのはチームにとっても大きかったです。
高橋 奎二(25歳)年俸5000万 2800万アップ プロ8年目 妥当
2022年:試17、回102.2、防2.63、勝8、三振113
通算:試66、回349.1、防3.71、勝19、三振369
高橋選手は龍谷大平安からドラフト3位で加入し、近年先発投手として台頭してきた主力格の選手です。昨年は100回以上に登板し防御率2点台で8勝とキャリアハイの成績を収めました。後半にコロナで離脱したのが悔やまれましたが、球団としては最大級の評価をしてくれたと思います。WBC戦士として世界も経験しましたし、今年はヤクルトのエースとして活躍してほしいです。
金久保 優斗(23歳)年俸1000万 200万ダウン プロ6年目 妥当
2022年:試3、回9.1、防7.71、勝1、三振4
通算:試16、回62、防3.92、勝5、三振48
金久保選手は東洋大市原望洋高からドラフト5位で加入し、先発投手して期待されるエース候補の選手です。2021年に台頭し4勝を挙げ期待されていましたが、打球が当たり骨折してしまいそのままシーズンを終えました。昨年は一軍で結果出すことができませんでしたね。200万ダウンは仕方ない成績だと思います。
成田 翔(25歳)年俸:670万 現状維持 プロ8年目 妥当
2022年:なし
通算:試15、回22.1、防5.64、H1、三振15
成田選手は現役ドラフトで加入した選手ですので契約更改はロッテで行った選手ですね。貴重な中継ぎ左腕として期待されていますが中々一軍で結果を残せていないです。昨年も一軍では登板がありませんでした。ただ、二軍では46試合に登板して防御率2.27と好成績を残していました。ヤクルトに移籍したので一軍での登板も増える勝負の年になると思います。大幅アップの可能性がある選手です。
尾仲 祐哉(28歳)年俸:600万 150万ダウン プロ7年目 妥当
2022年:試1、回2、防9.00、三振2
通算:試35、回48、防5.81、勝1、三振44
尾仲選手は広島経済大からドラフト6位でDeNAに入団し大和選手の人的補償で阪神に移籍していた選手です。昨年も主に中継ぎとして二軍では好成績を残していましたが、一軍での登板は1試合のみに終わりオフに戦力外となりました。ただ、毎年二軍では安定した投球を見せていたのでそこを買われヤクルトが支配下で獲得しました。今シーズンは勝負の年になると思うので、頑張ってほしいです。
長谷川 宙輝(24歳)年俸:800万 50万ダウン プロ7年目 妥当
2022年:なし
通算:試48、回46.2、防6.17、勝2、H7、三振48
長谷川選手はソフトバンクの育成選手でしたが育成3年目の契約が切れるタイミングでソフトバンクを退団しヤクルトに加入していました。2020年には40試合以上に登板し一軍に定着すると思われましたが、ここ2年は中々結果が出ていないですね。ヤクルトの中継ぎの層が厚くなってきているので今年が勝負の年になると思います。
サイスニード(30歳)年俸:1億9000万 9500万アップ 来日3年目 妥当
2022年:試23、回132.1、防3.54、勝9、三振96
通算:試38、回212.1、防3.39、勝15、三振174
サイスニード選手は先発ローテの一角として活躍している選手です。昨年もチーム2位の132回を投げチームトップの9勝を挙げていました。しっかりと1年間ローテを守ってくれた選手で、年俸も2倍になりしっかりと評価された選手だと思います。今年は初の10勝いけると思います。
坂本 拓己(18歳)年俸:500万 契約金:3000万 新入団選手
坂本選手は知内高からドラフト4位で加入した選手です。今年は二軍で体づくりだと思うので何年後かに一軍で活躍する姿を楽しみにしています。
久保 拓眞(26歳)年俸:1300万 650万アップ プロ5年目 妥当
2022年:試29、回26.2、防2.70、勝1、H7、三振19
通算:試57、回52、防4.15、勝1、H8、三振45
久保選手は九州共立大からドラフト7位で加入し、昨年の後半から貴重な中継ぎ左腕として一軍に台頭してきた選手ですね。防御率2.70と安定していました。年俸も2倍アップとしっかりと評価されましたね。今年も活躍することができれば大幅アップが予想される選手です。
竹山 日向(19歳)年俸:550万 50万アップ プロ2年目 妥当
2022年:試1、回1、三振1
通算:上記に同じ
竹山選手は享栄高校からドラフト5位で加入した選手で昨年がルーキーの年でした。昨年は主に体づくりがメインでシーズン終盤に二軍で投げ始め、消化試合ではありましたが一軍での登板機会もありました。順調に来ているとのことで50万アップだったと思います。まずは二軍で結果を残して昇給を目指してほしいです。
ピーターズ(30歳)年俸:1億 新入団選手 妥当
2022年:試22、回39.1、防4.58、勝5、H3、三振26
通算:試59、回198.2、防5.30、勝13、H3、三振150
※成績はメジャーでの成績
ピーターズ選手は先発候補として加入した新外国人選手です。メジャーでの実績もあり昨年は先発、中継ぎ両方で起用され5勝と圧倒的ではないながらもある程度計算できそうな選手かなと思います。
大下 佑馬(30歳)年俸:1300万 200万ダウン プロ6年目 妥当
2022年:試10、回15、防4.20、H1、三振11
通算:試109、回155.1、防4.17、勝3、H9、三振118
大下選手は三菱重工広島からドラフト2位で加入し、入団当初から中継ぎとして毎年ビハインドなどである程度の登板がある選手です。昨年は一軍での登板が自己最少の10試合と分厚くなってきた中継ぎ陣から漏れ始めている印象がありますので、200万ダウンは仕方ないと思います。ただ、二軍では防御率0点台と好投していますし実績もある選手ですので今年の逆襲に期待したいです。
嘉手苅 浩太(20歳)年俸:530万 20万アップ プロ3年目 妥当
2022年:なし
通算:なし
嘉手苅選手は日本航空石川高からドラフト5位で加入し今年で3年目を迎える選手です。昨年は二軍でまずまず投げることができましたが防御率はあまりよくありませんでしたね。そのため、微増という形になりました。個人的には1個下の竹山選手よりもイニングを投げているのに年俸が下回ってしまっているので、どうせなら同じにして欲しかったなと思っています。今シーズンの昇給を目指してほしいです。
今野 龍太(27歳)年俸:4200万 1000万アップ プロ11年目 妥当
2022年:試51、回46、防3.72、勝1、H16、S1、三振37
通算:試153、回161.1、防3.85、勝9、H44、S1、三振153
今野選手は岩出山高校からドラフト9位で入団しましたが一軍では結果を残すことができず戦力外となりヤクルトに加入した選手です。ヤクルトに加入してからは主に中継ぎとして活躍し2021年には64試合に登板し大幅昇給を勝ち取っていました。昨年は試合数、防御率ともに成績を落としたものの50試合以上に登板し16ホールドと中継ぎの一角として活躍しました。成績は落としたもののしっかりと投げれくれたので1000万アップは納得の数字ですね。
エスピナル(31歳)年俸:8700万 新入団選手 妥当
2022年:試2、回4.2、防7.71、三振5
通算:試3、回6.2、防8.10、三振5
※成績はメジャーでの成績
エスピナル選手は先発候補として加入した新外国人選手です。昨年は先発、中継ぎ両方での起用がありました。メジャーでの実績は少ないですが3Aでまずまず投げられている選手ですので先発ローテ候補として期待できると思います。
年俸上位5選手
1位:サイスニード(1億9000万)
2位:小川(1億6000万)
3位:石山(1億5000万)
4位:ケラ(1億3200万)
5位:清水(1億)
上がり幅上位5選手(金額)
1位:サイスニード(9500万アップ)
2位:高橋 圭二(2800万アップ)
3位:木澤(2500万アップ)
4位:清水、田口、原(1200万アップ)
上がり幅上位5選手(比率)
1位:木澤(308%)
2位:小澤(275%)
3位:高橋 圭二(227%)
4位:久保、サイスニード(200%)
まとめ
今回はヤクルトの投手陣の年俸を見ていきました。個人的に少ないかなと思ったのは清水選手、田口選手、梅野選手と中継ぎの選手ばかりです。特に梅野選手は実績の割に少なすぎると感じました。中継ぎ投手は年俸が少ない傾向にありますが、選手生命が短くなりやすいポジションですし試合で投げなくても毎試合ブルペンで準備することは凄く大変な作業だと思います。活躍した年に気前よく大幅昇給をしてほしいなと思います。