個人的、5月、月間ベストナイン、セリーグ編!!~絶好調の阪神からは何人選ばれる!?~

何はともあれ野球推しです。

 

 

今回は個人的な4月のベストナインを勝手に決めました。投手は先発3人、中継ぎ3人、野手は各ポジションの他にユーティリティー部門についてのベストナインを決めていきたいと思います。また、ベストナインには入らなかったものの個人的にピックアップしたい選手をピックアップ賞として挙げたいと思います。

 今回は5月セリーグ編です。

 

 

成績の略称

試(試合)、防(防御率)、H(ホールド)、S(セーブ)、振(三振)

 

 

 

先発

大竹 耕太郎  阪神タイガース

5月成績:試4、回27、防0.33、勝3、振17

 ここは間違いないですね。圧倒的な安定感で勝利を挙げ続ける大竹選手を選出しました。現役ドラフトで加入した選手ですが、開幕から安定した投球を続けてきました。5月になってもその勢いは衰えず、今や阪神の勝ち頭となりましたね。既にキャリアハイの6勝を挙げていますが、この調子でいけば二桁勝利も簡単に達成できそうです。

 

 

森下 暢仁  広島東洋カープ

5月成績:試4、回27.1、完投1、防1.63、勝1、振23

 森下選手は右ひじのクリーニング手術の影響で開幕は出遅れるものの、5月から復帰してきて手術明けということを感じさせない好投を披露しました。投げた全ての試合で失点を2点以内に抑え完投勝利も達成しました。勝ち星には恵まれていませんが、チーム状況次第では4戦4勝でも良かった投球内容でした。

 

 

ピーターズ  東京ヤクルトスワローズ

5月成績:試4、回23、防0.78、勝1、振12

 不振に苦しむヤクルトから1人気を吐くピーターズ選手を選出しました。5月は4試合に先発しましたが、いずれの試合も失点1以下に抑えて先発の役割を果たす投球を見せていました。ただ、チーム状況が悪かったのもあり1勝に留まりましたね。勝ち星には恵まれていませんが、安定した投球を評価しての選出です。

 

 

 

中継ぎ

岩崎 優  阪神タイガース

5月成績:試10、回9.1、防0.00、勝1、S9、振12

 岩崎選手は守護神を務めていた湯浅選手の離脱もあり5月は代役守護神として活躍しました。10試合に登板しセーブ失敗は0と完璧に役割を果たしました。阪神の調子が良かったのも岩崎選手の存在が大きかったと思います。文句なしの選出です。

 

 

マルティネス  中日ドラゴンズ

5月成績:試9、回8、防0.00、勝1、H2、S5、振13

 マルティネス選手は中日の絶対的守護神ですね。5月も安定抜群の投球を見せ防御率0.00とさすがの成績です。チームは苦しんでいますが、徐々に上がってきたのでマルティネス選手の活躍の場も増えていきそうです。

 

 

矢崎 拓也  広島東洋カープ

5月成績:試10、回10、防0.90、勝2、H3、S5

 矢崎選手は守護神だった栗林選手が不振で抹消されたことで代わりに守護神に抜擢されその期待に応える投球を見せました。広島の調子の良い中継ぎ陣の象徴のような活躍でした。栗林選手が戻って来てからも守護神を務めていますし、チームに欠かせない選手となりました。

 

 

ウェンデルケン  横浜DeNAベイスターズ  ピックアップ

5月成績:試11、回11、防0.82、勝1、H3、振12

 ピックアップ選手として新外国人投手のウェンデルケン選手を選出しました。不動のセットアッパーであるエスコバー選手が不振に苦しんでいますが、その穴を埋める活躍を見せています。守護神の山崎選手も調子が中々上がらないので、もしかしたら守護神起用もあるのかもしれません。

 

 

 

捕手

坂倉 将吾  広島東洋カープ

5月成績:試21、率296、安21、本2、打14、得7、盗1、O760

 捕手は坂倉選手を選出しました。開幕直後は本格的に捕手専念にしたからか打撃の調子が中々上がりませんでしたが、徐々に慣れてきて本領を発揮し始めましたね。坂倉選手としてはまだまだですが、捕手としてはかなりいい成績だと思います。この調子で不動の正捕手になって欲しいです。

 

 

内山 壮真  東京ヤクルトスワローズ  ピックアップ

5月成績:試13、率293、安12、本3、打8、得7、O926

 ピックアップ選手として内山選手を選出しました。正捕手である中村選手がコロナ特例で抹消されたことで捕手としての出番が増えましたが、3試合連続本塁打を放つなど打撃で存在感を示しました。終盤には自身もコロナ特例で抹消してしまいましたが、着実に正捕手への道を歩いていると思います。

 

 

 

一塁手

大山 悠輔  阪神タイガース

5月成績:試24、率295、安25、本3、打18、得14、O894

 大山選手は阪神の不動の4番として好調な阪神打線を引っ張りました。しっかりと長打も出ていますし、勝負強い打撃で打点18と素晴らしい成績を残しました。阪神のリーグ優勝には欠かせない選手です。

 

 

 

二塁手

牧 秀悟  横浜DeNAベイスターズ

5月成績:試23、率304、安28、本7、打19、得11、盗1、O940

 セカンドはDeNAの不動の4番である牧選手を選出しました。4月は侍ジャパンでの疲労もあったのかあまり状態が良くありませんでしたが、調子を上げてきました。本塁打7本の固め打ちで本塁打王争いにも参戦してきましたね。ここからさらに良くなれば初のタイトルを狙えると思います。

 

 

中野 拓夢   阪神タイガース  ピックアップ

5月成績:試24、率313、安30、本0、打9、得14、盗2、O750

 ピックアップ選手として阪神の中野選手を選出しました。阪神の5月の躍進に大きく貢献した選手なのでベストナインとして選ばないのは勿体無いということで選出しました。出塁ももちろんですが得点圏でも勝負強さを発揮していて、好調を維持している選手です。

 

 

 

三塁手

宮﨑 敏郎  横浜DeNAベイスターズ

5月成績:試22、率347、安26、本6、打16、得11、O1.065

 サードは好調を維持している宮崎選手を二月連続で選出しました。さすがに4月の異次元の成績からは落ちてきましたが、それでも5月も圧倒的な成績を残しました。まだ、三冠王は射程圏内に入っていると思います。

 

 

村上 宗隆  東京ヤクルトスワローズ  ピックアップ

5月成績:試24、率270、安24、本7、打15、得18、O937

 ピックアップ選手として昨年の三冠王である村上選手を選出しました。開幕直後は不振に苦しんでいましたが、だんだんと調子が戻りつつあるかなと感じます。昨年あれだけの成績を残した選手ですし、調子が上がってくれば今からでもかなりの成績を残せると思います。後は得点圏での打撃が良くなれば完全復活が見えてくると思います。

 

 

 

遊撃手

坂本 勇人  読売ジャイアンツ

5月成績:試23、率287、安25、本4、打13、得9、盗1、O878

 ショートは巨人の看板選手である坂本選手を選出しました。打率287、OPS878と文句なしの選手ですね。ショートでハイレベルな打撃成績が残せるのが坂本選手の魅力ですよね。チームに欠かせない選手です。

 

 

 

外野手

細川 成也  中日ドラゴンズ

5月成績:試25、率360、安36、本6、打17、得11、O986

 外野手1人目は4月にもユーティリティー部門で選出されている細川選手を二月連続で選出しました。4月も調子は良かったですが、本格的に3番ライトで固定された5月は4月に出ていなかった本塁打が5本出るなど更に調子を上げチームに欠かせない選手になりました。これを機に現役ドラフトも活性化していきそうですね。

 

 

近本 光司  阪神タイガース

5月成績:試24、率327、安32、本1、打12、得18、盗6、O885

 4月にも選出された近本選手を二月連続で選出しました。絶好調であった阪神リードオフマンとして引っ張っている選手ですね。盗塁もかなり稼いでいますし、得点18はかなりの好成績です。得点圏での勝負強さもあり1番打者として理想的な選手だと思います。

 

 

関根 大気  横浜DeNAベイスターズ

5月成績:試23、率344、安31、本1、打13、得14、O852

 同じチームの桑原選手と悩みましたが、より得点に絡んでいる関根選手を二月連続で選出しました。主に2番打者として起用され打点、得点ともに高水準の成績を残し4月の好調を維持していますね。得点圏打率458と勝負強い打撃も見せていますし、チームに欠かせない選手となりました。

 

 

秋広 優人  読売ジャイアンツ  ピックアップ

5月成績:試24、率307、安25、本3、打12、得10、O795

 ピックアップ選手として巨人の秋広選手を選出しました。プロ3年目となる今年は4月の終盤から一軍で起用され始め、そこから継続して結果を残しています。最近は3番で起用されていますし、チームの顔となっていきそうな絶賛ブレイク中の選手です。

 

 

 

ユーティリティー

岡本 和真  読売ジャイアンツ

5月成績:試24、率302、安26、本9、打19、得16、O1.053

 岡本選手は一塁手で選出しようと思いましたがサード、レフトでも起用されいたので、ユーティリティー部門しました。コロコロとポジションが変わる中、チームの4番打者として圧倒的な成績を残しチームを引っ張りました。今年は打率も高いですし三冠王も視野に入っていると思います。

 

 

 

 

選出 ※ピックアップ選手

ヤクルト  3人(ピーターズ、内山村上

DeNA    4人(ウェンデルケン、牧、宮崎、関根)

阪神    5人(大竹、岩崎、大山、中野、近本)    

巨人    3人(坂本、秋広、岡本)    

広島    3人(森下、矢崎、坂倉)    

中日    2人(マルティネス、細川)

 

 

 

まとめ

 5月は圧倒的な強さで一気に抜け出した阪神の選手が多くなりました。調子のいい選手が多いですし、予想通りの選出です。月間MVPがまだ出ていませんが個人的には大竹選手と宮崎選手が選ばれると思います。