中日ドラゴンズと千葉ロッテマリーンズのトレード説についてまとめてみた!!~故障者続出でお互いWinWinとなるか!?~

何はともあれ野球推しです。

 

 今回は外野手に故障者が続出しているロッテと投手に故障者が続出している中日のトレード説(個人的観測)についてまとめてみました。ロッテと中日は過去にもトレードがあった球団ですし可能性はあるかなと思います。トレードは相手側のチームに必要とされて移籍するので決していらなくなったから放出するわけではないことをご容赦ください。皆さんも意見があればコメントの程よろしくお願いします。私自身、今後のサイト運営の参考にさせていただきます。それでは見ていきましょう。

 

 

  1. 中日の投手陣
  2. ロッテの外野手
  3. トレード候補選手
  4. まとめ

 

 

 

中日の投手陣

先発:防御率2.89(5位)

現在一軍登録中のローテーション投手(5/2時点)

小笠原 慎之介:試4、防2.20、勝2
涌井 秀章:試4、防2.88、勝1
柳 裕也:試4、防1.88、勝0
髙橋 宏斗:試4、防3.27、勝1
福谷 浩司:試5、防4.17、勝2
松葉 貴大:試1、防3.60、勝0

 

 中日の先発陣は涌井選手の加入もあり万石かと思われましたが、大野選手の離脱や松葉選手の出遅れ、高橋選手が昨年ほどの無双級の投球ができていないのもあり、先発防御率はリーグ4位となっています。一番の問題は6番手の福谷選手の代わりとなる候補がいないことで二軍の防御率は全体で5.44と崩壊してしまっています。候補となると先日中継ぎ起用で打ち込まれてしまっている鈴木選手や、二軍で先発している岡野選手(防3.94)、上田選手(防6.00)、仲地選手(防6.05)と一軍できるかというと微妙なところだと思います。二軍で一番いいのが高卒ルーキーの森山選手(防3.13)というのは少し寂しいですね。松葉選手の復帰や福谷選手の好投により現在は何とかなっていますが、後1人、2人長いイニングを安定して食える選手が欲しいところです。

 

 

中継ぎ:防御率2.14(2位)

現在一軍登録中の中継ぎ投手(5/2時点)

マルティネス:試9、防0.00、H1、S8
祖父江 大輔:試13、防0.73、H4
田島 慎二:試12、防4.25、H7
勝野 昌慶:試13、防0.79、H5
砂田 毅樹:試11、防3.52、H1
橋本 侑樹:試2、防0.00
谷元 圭介:試1、防13.50
藤嶋 健人:試0

 

 中継ぎ陣はリーグ2位の防御率2.14と安定感抜群ですが、8回の男として活躍していた清水選手が離脱したことによろ手薄になってきました。復調した祖父江選手や中継ぎに配置転換しブレイク中の勝野選手を勝ちパに回せば大丈夫ですが、接戦や火消しで出てくる選手の格が少しずつ下がってしまい4/30の試合も早めい回のリリーフが打ち込まれてしまいました。今日の試合もリリーフが打たれてしまいましたし、開幕当初の安定感は少しずつ薄れているかなと感じます。ただ、藤嶋選手も戻ってきましたし福選手も二軍で好投を続けているので先発よりはある程度何とかなりそうです。

 

 

 

ロッテの外野手

現在一軍登録中の外野手

藤原 恭大:試25、率293、本2、OPS800
平沢 大河:試19、率226、本1、OPS617
ポランコ:試20、率180、本3、OPS630
岡 大海:試19、率207、本1、OPS613
角中 勝也:試13、率194、OPS523
和田 康士朗:試2、率167、OPS619

 

 ロッテの外野手は荻野選手が開幕早々にケガ離脱、主に4番を打っていた山口選手が肉離れで全治2週間、さらにそろそろ復帰すると思われた高部選手は肩のケガが再発し全治6~8週間と故障者が続出しています。センター藤原選手、ライト平沢選手がアピールしていますが後1枠が中々決まりません。ポランコ選手がここ2試合好調ですが元々好不調の波がかなりある選手ですし、守備的にもできればDHで起用したい選手ですね。二軍の候補は中堅選手の菅野選手(率246)、福田選手(率242)や若手有望株の山本選手(率216)、西川選手(率200)といますが少し苦戦気味ですかね。菅野選手の出塁率427や西川選手の3本塁打などいい数字も出ていますが、山口選手が2週間で戻ってくるとは言え候補は多い方がいいと思います。

 

 

 

トレード候補選手

 こういった状況があるので中日の外野手とロッテの投手でのトレードがあるかなと個人的には思いました。投手はできれば先発の選手がいいですが中継ぎ陣も登板過多気味なので中継ぎも欲しいところではあるかなと思います。その中で、個人的に候補になりそうな選手をピックアップしてみました。相手側から求められて移籍する選手になるのでそれなりに実力をもっている選手を選出することになるので決して自チームからいらなくなったわけではないことはわかってほしいです。それでは見ていきましょう。

 

中日側の候補選手

福元 悠真(23歳)右投右打 ドラフト6位、プロ2年目

2022年二軍:試53、率255、安35、本3、OPS688
2023年二軍:試14、率327、安16、本0、OPS761

 福元選手は大商大からドラフト6位で加入した外野手で今年でプロ2年目を迎える若手有望株の選手です。昨年も二軍でまずまず安定した成績を残していますし、今年も打率3割越えと打力に定評のある選手です。ただ、同じ年にブライト選手、鵜飼選手と同い年の外野手が同時に加入しているのでどうしても一軍での出番が少ない選手ですね。足も速いですし守備も悪くなく一三塁もできるので使い勝手は良さそうな選手です。チャンスが少ないようなら他のチームに行った方がチャンスを掴めそうな選手の筆頭だと思います。

 

 

三好 大倫(25歳)左投、左打 ドラフト6位、プロ3年目

2022年一軍:試45、率218、安12、本1、盗6、OPS591
2022年二軍:試65、率245、安54、本1、盗6、OPS610
2023年二軍:試27、率247、安20、本0、盗4、OPS608

 三好選手はJFE西日本からドラフト6位で加入したプロ3年目の選手です。一番の長所は体の強さで厳しい練習にも耐えることができる体の強さを持っています。昨年のキャンプで高評価されていた選手で守備、走塁でプラスを出せる選手だと思います。打力が課題で俊足巧打の選手になるので、昨年ブレイクした岡林選手とタイプかぶりで出場機会が減っている選手になります。高部選手のケガもありますしロッテでセンターを守れる若手が少ないように感じるので守備力のある三好選手は候補になると思います。個人的な推し選手ですので移籍を機にチャンスを掴んでほしいです。

 

 

伊藤 康祐(23歳)右投、右打 ドラフト5位、プロ6年目

2022年一軍:試28、率231、安6、本0、OPS605
2022年二軍:試64、率228、安45、本1、盗6、OPS590
2023年二軍:試23、率207、安17、本0、盗2、OPS563

 伊藤選手は中京大中京高校からドラフト5位で加入したプロ6年目の選手です。足が速く肩も強いのでセンターを安定して守れる選手ですね。伊藤選手も福元選手同様、昨年のドラフトで同学年の外野手が一気に加入しライバルが増えたため、出場機会に恵まれていない選手ですね。センターの少ないロッテでは右打ちのセンターを守れる若手外野手ですしロッテに足りない選手ではあると思います。ただ、先日一軍に登録されたのでトレードの可能性は低いかなと思います。

 

 

 

ロッテ側の候補選手

佐藤 奨真(24歳)左投 育成4位、プロ3年目

2022年一軍:試11、回52.1、防4.64、勝2、振28
2023年二軍:試5、回26、防3.46、振17

 佐藤選手は専修大から育成4位で加入したプロ3年目の先発投手です。昨年二軍で結果を残し支配下昇格を勝ち取り、勢いそのまま一軍でプロ初勝利を挙げました。今年は一軍での登板はありませんが二軍でしっかりと投げれていますね。派手さはないですが緩急を使える軟投派の投手で安定して試合を作れる選手だと思います。中日側としては一番欲しい選手だとは思いますが、ロッテ側が二木選手や河村選手がケガをしていて二軍で先発できる選手が少なくなっているのでトレードに出す可能性は低いかなと思います。

 

 

中村 稔弥(26歳)左投 ドラフト5位、プロ5年目

2022年一軍:試10、回12.1、防8.03、振10
2023年二軍:試3、回4、防2.25、振6

 中村選手は亜細亜大からドラフト5位で加入したプロ5年目の左投手です。持っているボールの質は高いものが多く空振りを奪うことができるのも魅力です。中継ぎがメインですがロングリリーフもでき使い勝手のいい選手だと思います。長いイニングを投げられる選手が少ない中日にとっては貴重な存在になりそうです。ただ、中村選手は現在一軍に登録されているのでトレードの可能性は低そうです。

 

 

土居 豪人(23歳)左投 ドラフト8位、プロ5年目

2022年二軍:試21、回85、防5.19、勝5、振48
2023年二軍:試5、回12.2、防6.39、振13

 土肥選手は松山聖陵高校からドラフト8位で加入し今年でプロ5年目を迎える左投手です。二軍では先発、中継ぎともに起用されていて昨年も一年間投げることができています。ただ、防御率の面では少し苦しんでいる印象ですね。まだ若く伸びしろもあるでしょうし、今年は三振率が格段に良くなっているのもポイントです。長いイニングを投げられる選手は二軍が崩壊してしまっている中日側にとって欲しい選手ではあると思いますし、現実的に考えれば一番可能性の高い選手かなと思います。

 

 

国吉 佑樹(31歳)右投 育成1位、プロ14年目

2022年一軍:試6、回5、防1.80、振4
2023年二軍:試10、回10、防3.60、振10

 国吉選手は秀岳館高校から育成選手として横浜に入団した選手です。プロ2年目に支配下昇格を果たすとプロ14年目となる現在までに269試合に登録するなど実績豊富な投手です。2021年にロッテにトレード移籍してから中継ぎ投手として一皮剝けた感じがします。昨年はケガの影響もあり一軍での登板は少なかったですね。特徴としては長身で角度のある投球フォームから勢いのあるボールを投げ込むパワーピッチャーですね。以前は先発やロングリリーフもやっていましたが、最近は1回を抑えるような起用をされています。実績的にも抜けていて今シーズンの一軍登板がないことを考えると候補になると思いますが、中日側が釣り合う選手を出せるかというと微妙なところだと思います。

 

 

 

 

まとめ

 今回は中日、ロッテのトレード説についてまとめてみました。過去に何回もトレードのあった球団なので可能性はあるかなと思います。現役ドラフトの効果で移籍選手が活躍する例が増えているので、トレードなども活性化して多くの選手にチャンスが与えられればいいなと思います。