祝、支配化昇格!!~DeNAベイスターズ上甲 凌大選手~ その他昇格候補選手まとめ

何はともあれ野球推しです。

 

先日、横浜DeNAベイスターズの育成選手である捕手の上甲選手の支配下昇格が発表されました。そこで、今回は上甲選手とDeNAの育成選手事情について簡単にまとめてみました。

 上甲選手おめでとうございます!!

 

  1. 基本情報
  2. その他の育成選手
  3. まとめ

 

 

 

基本情報

上甲 凌大(22歳)右投、左打  育成1位  プロ1年目

2023年二軍:試47、率286、安42、本3、打15、得18、盗1、O753

 

経歴

 上甲選手は独立リーグである四国アイランドリーグ愛媛から育成1位で指名された捕手で、愛媛からの指名は11年ぶりのことだそうです。高卒で社会人野球に進み主力捕手として活躍していましたが、バセドウ病を発症し自チームに新たな捕手が台頭したこともあり同社を辞めて新たな環境である独立リーグに進んだ苦労人です。プロ入り後は育成選手ながら一軍キャンプに呼ばれオープン戦でも起用されており期待値の高さを見せていました。開幕後も二軍で主戦捕手として好成績を残していたのでファンの間でもいつ支配下昇格になるのかと注目されていた存在感でした。今シーズンのDeNAの捕手陣は固定されていないので上甲選手にも一軍でチャンスはあると思います。

 

選手としての特徴

 上甲選手は強肩強打の大型捕手です。183cm、90㎏の恵まれた体格を生かしたパワフルな打撃が魅力で二軍でも3本塁打とアピールしていました。打率286と確実性も向上していますね。捕手としての能力も高く、バウアー選手の来日初登板で捕手を務めバウアー選手に称賛されるなど投手からの評価も高いです。総合的に打てる捕手を目指せる選手だと思います。

 

 

 

その他の育成選手

支配下枠68(投37、捕7、内14、外10) 育成選手12人

 上甲選手が支配下に昇格したことで支配下枠は後2となりました。育成選手にとっては厳しいですが、支配下期限まであと少しなので状態が良ければ昇格さえておくという可能性はあると思います。後1人くらいは昇格する可能性は高いと思います。その中で、個人的に支配下昇格の可能性がある選手を三段階に分けてみました。

 

濃厚:村川 凪
候補:勝又 温史、加藤 大
期待:スターリン、蓮、大橋 武尊

 

濃厚

 濃厚では外野手の村川選手を挙げました。今シーズン二軍で好成績を残し続けている選手であり、上甲選手とともに支配下昇格を熱望されていた選手です。現在下がってはいるものの二軍打率279と高水準を維持しています。最大の武器は俊足で二軍で20盗塁を決めていますね。足の使える選手が少ないDeNAにおいて貴重な戦力となれる選手だと思います。支配下の外野手の母数が少ないことも追い風です。

 

候補

 候補では外野手の勝又選手と中継ぎの加藤選手を挙げました。勝又選手は野手に転向した昨年から二軍で好成績を残しおり、今シーズンの支配下昇格候補の筆頭選手でした。ただ、今シーズンは昨年よりは数字が伸びていません。ただ、最近は調子を上げてきて打撃成績は先に挙げた村川選手を上回る成績となっています。外野手ということも追い風です。加藤選手は高卒3年目の若手投手です。二軍では4試合のみの登板ですが好成績を残しているので、育成契約が切れるこのタイミングで他球団に獲られたくないと判断されれば昇格の可能性はあると思います。

 

期待

 期待には二軍で多く起用されていますが今シーズンの支配下昇格の可能性は低そうかなと思う選手を挙げました。特に蓮選手は高卒1年目ながら一三塁手として二軍で多く起用されているので来年以降の支配下昇格に期待が持てる選手です。

 

 

 

まとめ

 上甲選手は強肩強打が売りの大型捕手です。プロ入りまでに苦労した選手なのでハングリー精神のある選手だと思います。バウアー選手が認めるほどの捕手能力もあり既に一軍で起用できるレベルにある選手だと思います。