祝、支配化昇格!!~埼玉西武ライオンズ豆田 泰志選手~ その他昇格候補選手まとめ

何はともあれ野球推しです。

 

先日、プロ3年目の育成選手である投手の豆田選手の支配下昇格が発表されました。そこで、今回は豆田選手と西武の育成選手事情について簡単にまとめてみました。

 豆田選手おめでとうございます!!

 

 

 

 

基本情報

豆田 泰志(20歳)右投  育成4位  プロ3年目   

2022年二軍:試25、回28.2、防2.51、勝1、S1、振36

 

経歴

 豆田選手は浦和実業高校から育成4位で加入し、プロ2年目までは先発として二軍で投げていました。高校時代には支配下での指名もささやかれていたポテンシャルの高い選手ですし、プロ2年目には二軍で80回以上を投げ防御率3点台ということで育成契約が切れる今年の支配下昇格が期待されていました。今シーズンは中継ぎとして二軍で登板し当初は打ち込まれる場面が目立ちましたが、フォームの修正を機に劇的に良くなり支配下昇格を掴みました。自身のコメントからも中継ぎとして活躍したいと思われるので一軍で出番があれば注目して見たいです。

 

選手としての特徴

 豆田選手は回転数の高いストレートを軸に押していくパワーピッチャーです。身長は173cmと低い方ですが、ホップするようなストレートと相性が良くプロであまり見ない角度のストレートを投げることができます。決め球として縦スライダーを持っていて二軍ではイニングを大きく超える奪三振をマークしています。今シーズンの途中からフォームを山本由伸選手に寄せたところ制球が劇的に改善し、フォーム変更後は20回を投げ1失点と抜群の投球を見せています。一軍でも武器である奪三振能力をいかんなく発揮して欲しいです。

 

 

 

その他の育成選手

支配下枠68 育成選手14

 豆田選手が支配下昇格したことで支配下枠は68となりました。ここに元DeNAの中継ぎ投手であるクリスキー選手獲得の報道が出ているので実質69となると思います。育成選手にとっては中々厳しいですね。補強期限は7/31なので期限ギリギリで上がってくる選手もいるかもしれません。その中で、個人的に支配下昇格の可能性がある選手を三段階に分けてみました。

 

濃厚:粟津 凱士、伊藤 翔
候補:是澤 涼輔、出井 敏博、齊藤 大将
期待:上間 永遠、三浦 大輝、ヘレラ

 

濃厚

 濃厚に中継ぎの粟津選手と伊藤選手を挙げました。枠が後1つしかないことはわかっていますが2人とも二軍での防御率がそれぞれ0.47、1.69と結果を残しているのでどちらも昇格させてあげたいですよね。豆田選手、クリスキー選手と中継ぎの補強が目立っているので立場的には苦しいですが、8回を任されていた森脇選手が離脱しているのでチャンスはあると思います。実績的には一軍でも戦力となっていたことがある伊藤選手に軍配が上がると思いますが、防御率的には粟津選手の方がいいのでここは好みになるかなと思います。

 

候補

 候補には捕手の是澤選手と中継ぎの出井選手、齊藤選手を挙げました。是澤選手はチームのウィークポイントである捕手であり二軍でも21試合でマスクを被っているので、ケガなどの緊急事態があれば昇格の可能性はあると思います。齊藤選手と出井選手は二軍で防御率3点台とまずまずですが、先に挙げた2人が強いので昇格可能性は低そうかな。ただ、齊藤選手は唯一の左投手ということでチームのウィークポイントに当てはまる選手ではあるのでチャンスはあると思います。

 

期待

 期待には二軍で出場はしているものの今シーズンは厳しいと思われる選手を挙げました。まだ若い選手が多いので来年以降の糧にして欲しいです。

 

 

 

まとめ

 豆田選手はホップ成分の高いストレートを縦スラのコンビネーションで三振を奪うパワーピッチャーです。8回を任されていた森脇選手が離脱していますし、一軍でもチャンスはあると思います。過去には水上選手のようにブレイクを果たした例もあるので、豆田選手にも大化けが期待出来ると思います。