ストーブリーグ補強第6弾!!パリーグ覇者のオリックスが広島の西川選手をFAで獲得!!~補強の狙いとは!?~

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 ストーブリーグの補強第6弾がありましたね。パリーグ王者のオリックスが広島の西川選手をFAで獲得するとの報道が出ました。

 そこで今回は各選手の詳細とこの補強の意図、さらに今後の補強についてまとめたいと思います。

 

 

目次

  1. 各選手詳細
  2. トレードの意図
  3. 今後の補強

 

 

 

 

各選手詳細

西川 龍馬(28歳)176cm、83㎏、右投左打、外野手、プロ8年目

通算:試821、率299、安815、本64、打341、得346、盗33、O775
2023年一軍:試109、率305、安127、本9、打56、得48、盗7、O760

 西川選手は長年広島の中軸として活躍した主力選手です。一番の武器は天才的なバットコントロールで通算の打率は299とかなりのハイアベレージです。二桁本塁打を打ったシーズンも3シーズンありパンチ力も一定数あります。外野の守備も平均的で悪くはないですね。安定して計算ができるという打撃力を評価され4年12億以上という大型契約に繋がったと思います。唯一の不安要素はケガが少し多いということですね。パリーグに移籍してDHなどで上手く起用すればケガが減る可能性もあると思います。不動のレギュラーとして活躍を期待される選手です。

 

 

 

補強の意図

 今季の外野陣は外野全ポジションを守れる中川選手がセンターを守ることが多かったですが、レフト、ライトはかなり流動的な起用となりました。

 レフトは基本的には杉本選手ですがケガや不振でポジションを空けることが多いですね。ライトは前半戦は茶野選手、後半戦は野口選手がメインで奮闘しましたがレギュラー固定というところまではいきませんでした。池田選手、来田選手、元選手などの若手有望株や福田選手、廣岡選手など中堅組も控えていますが、1年間計算することはできないです。

 西川選手の加入は流動的な起用、打順が多いオリックスにおいてフィットすると思います。1年間レギュラーとして中川選手のように流動的な起用となる選手になると思います。

 

 

 

人的補償

 西川選手はBランクの選手なので人的補償が発生しますね。金銭のみの選択もできますが広島はあまりしないと思います。

 過去の人的補償で加入した選手を見ると若手有望株を狙っていくことが多く戦力化出来ている例も多いですが、近年では巨人から長野選手を引き抜くなど実績のある選手が漏れていれば獲得していく可能性もあると思います。

 ポジション的には弱点である投手を補強するか西川選手の穴を埋めるため外野手を補強する可能性が高いと思います。ただ、投手はドラフトで即戦力の選手を補強出来ていますし、外野手は末包選手や田村選手など期待できる選手が出てきているので予想は難しいですね。

 投手では実績のある黒木選手や漆原選手が漏れてきそうです。場合によっては若手有望株の本田選手が漏れている可能性も投手陣の層が厚すぎて考えられますね。本田選手が漏れていればほぼ確定で引き抜かれると思います。他にも前選手、横山選手など一軍での実績の乏しい選手も狙ってくる可能性もあります。

 外野手は池田選手は流石にプロテクトすると思いますが、来田選手、元選手あたりの若手有望株は漏れてしまうと思います。また、福田選手などの実績のある選手も漏れる可能性がありますね。福田選手は昨年不調で一軍での出場機会が激減しているのが評価の難しいところですが、加入すれば確実に戦力なってくれると思います。

 

 

 

今後の補強

 西川選手の加入前にも育成で巨人の香川選手と広島の木下選手を獲得していました。2人ともパンチ力のある選手で香川選手はユーティリティー性、木下選手は持ち前の元気とハッスルプレーが魅力です。さらに、新外国選手として中継ぎ投手のマチャド選手を獲得しました。支配下の小野選手、平野選手が育成契約に移行することも発表されていることも踏まえ、支配下枠は62人となっています。ここから山崎福選手が抜ける可能性もあるので現時点では枠は結構空いていると思います。ただ、トミージョン手術から復帰してくることが予想される冨山選手、椋木選手の2人はほぼ間違いなく支配下に復帰してくるので実際は63~64人だと思います。

 ここからの補強は外国人選手の補強がメインですね。コットン選手、ニックス選手、シュウィンデル選手の3人が抜けていることを考えると後2人は補強してもいいと思います。狙うとすれば山本選手、山崎福選手が抜けた時も考えて先発投手を補強したいです。ゴンザレス選手、ワゲスパック選手などのまだ契約がどうか決まっていない選手の動向にも注目ですね。

 また、今季も多かったですが育成から支配下昇格を勝ち取る選手も多く出てくると思います。今季も茶野選手、大里選手、小野選手、セデーニョ選手、平野選手と5人の支配下昇格がありました。そのため、開幕までに5枠くらいは空けておきたいですね。既存の育成選手では先発左腕の佐藤選手、二軍で守護神を張っていた入山選手の2人が現時点では期待値が高いと思います。ドラフトでも独立リーグから3人育成選手を獲っているので茶野選手のように1年目から活躍する可能性があると思います。 

 

 

 

まとめ

 オリックスは4連覇へ向けて補強も抜かりはないですね。今オフで絶対的エースである山本選手が抜けるのがかなりの不安要素ですが、今季の先発陣を考えるとこの大きな穴を埋めることができても不思議ではないですね。吉田選手が抜けた時もさすがに厳しいと思われましたが、森選手の加入や頓宮選手の覚醒などで穴を埋めました。西川選手の加入はさらなる打撃力の向上を狙って投手陣だけに頼らないチームを目指しているのだと思います。

 

 

 

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