何はともあれ野球推しです。
続々とストーブリーグの補強がありますね。ロッテが元DeNAのソト選手を獲得したと発表されました。
そこで今回は各選手の詳細とこの補強の意図、さらに今後の補強についてまとめたいと思います。
目次
- 各選手詳細
- 補強の意図
- 今後の補強
各選手詳細
ネフタリ・ソト(34歳)185cm、97㎏、右投右打、内野手、来日6年目
通算:試711、率262、安653、本161、打442、打323、盗0、O837
2023年一軍:試109、率234、安83、本14、打50、得31、盗0、O731
ソト選手は28歳の年となる2018年からDeNAで活躍した外国人選手です。2018年、2019年と2年連続40本塁打以上を記録し2年連続最多本塁打とベストナインを獲得しています。そこからは徐々に成績を下げており今季は来日後ワーストとなる14本塁打、OPS731と全盛期のソト選手を知っている身としては寂しい数字が並んでいます。一番目についたのはストレートに差し込まれる場面が増えたことですね。年齢による衰えや手首のケガの影響もあるかもしれません。ただ、二桁本塁打を達成出来なかった年はなく一定のパンチ力は計算できますし、ファースト守備はかなり上手いです。長打力が課題のロッテにおいて貴重な存在になると思います。ちなみに吉井監督はファーストかDHでの起用を示唆しており、来季からファーストで起用されることが明言された安田選手の起用法が気になるところです。
補強の意図
ロッテは他球団で活躍した日本で実績のある選手を獲ってくることが多いですね。昨年補強したポランコ選手、メルセデス選手だけでなく、過去にはレアード選手、ロメロ選手、ブラゼル選手、シコースキー選手など戦力となっている選手が多いです。日本で実績のある選手はある程度計算できるので出血が少なく補強できるいい手段だと思います。
ソト選手もファースト守備が上手く守り勝つチームカラーに合いそうですし、長打力不足のチームにおいてパンチ力を補えるなどロッテのチーム状況にもマッチすると思います。
今後の補強
ロッテはソト選手の他にコルデロ選手、フェルナンデス選手と2人の外国人投手を獲得しています。2人とも今季中継ぎで起用されている選手です。他にも現役ドラフトで西武の愛斗選手が育成契約でオリックスの吉田選手と阪神の二保選手がそれぞれ加入しています。ここまで活発な動きはありませんが例年そこまで大きく動く球団ではないですし、適材適所の補強をしていると思います。ただ、もう少し野手の補強は行って欲しいですね。今季もシーズン開幕時は外国人野手がポランコ選手のみだったので来季までにポランコ選手の契約がまとまらなければソト選手のみで開幕を迎える可能性も考えられるので、ポランコ選手が厳しければ代替選手候補を事前に選出しておいて欲しいです。また、近年のロッテの十八番であるトレードでの補強にも注目したいです。
最後に現在残留交渉を行っているポランコ選手、ペルドモ選手の2人については全力で引き留めて欲しいです。今季2位に入れたのはこの2選手の存在がかなり大きかったと思います。ペルドモ選手は今オフに既に2人の中継ぎ投手を獲得しているので交渉が難航している可能性もありますが、何とか契約までこぎつけて欲しいですね。
まとめ
今回はロッテが元DeNAのソト選手を獲得し確実に戦力アップをすることに成功しましたね。ソト選手も来季35歳ですが新天地で心機一転活躍を期待したいです。