何はともあれ野球推しです。
昨日、嬉しいニュースが飛び込んできましたね。ヤクルトの育成選手である丸山翔大選手の支配下昇格が発表されました。そこで、今回は丸山選手についてとその他の育成選手をまとめてみました。
丸山選手おめでとうございます!!
基本情報
丸山 翔大(24歳)投手、右投 育成4位、プロ3年目
2022年二軍:試20、回73.1、防5.03、勝5、三振61
2023年二軍:試6、回8、防4.50、勝1、
経歴
丸山選手は西日本工業大学から育成4位でヤクルトに入団した選手です。プロ2年目の昨年は二軍で先発、中継ぎ両方で登板し二軍ではチーム内4位、育成選手の中では一番イニングを投げていました。プロ3年目の今年は主に中継ぎで起用され二軍ではしっかりと投げることができていました。一軍の中継ぎ陣は開幕こそ調子が良かったものの特にビハインドの選手が打たれ始めているので二軍から誰か上げたかったところで、二軍の中継ぎ投手で成績の良かった丸山選手を支配下昇格して一軍に上げたのだと思います。一軍では洗礼を浴びましたがこの反省を生かして活躍を見せてほしいです。
選手としての特徴
丸山選手はフォークを武器に三振を取る本格派の投手です。最速は151㎞で常時140㎞後半の威力のあるストレートとフォークのコンビネーションが最大の武器です。ロングリリーフもできる選手でビハインドの登板でも力を発揮できる選手になります。コントロールには課題がありますが改善傾向にあると思います。身長は192cmと高いですが投球フォームの角度はそこまである感じはしないですね。ただ、ボール自体はいいものを持っているのでハマれば一軍でブレイクしそうな感じはありますね。まずはビハインドからしっかりと結果を残したいです。
その他の育成選手
支配下枠67人(投36、捕5、内18、外8) 育成選手8人
丸山選手が支配下昇格したことで支配下枠は67人と後3枠になりました。予備の枠を考慮して育成に割ける枠は1~2人かなと思います。その中で、個人的に現時点の育成選手の位置付けをまとめてみました。育成選手の詳細が知りたい方は以前に書いた記事をご覧になってください。
濃厚:山野 太一
候補:下 慎之介、鈴木 裕太、橋本 星哉、松井 聖
期待:沼田 翔平、近藤 弘樹、岩田 幸宏
支配下の内訳を見ると投手よりも野手を上げたいところですが、今のところ二軍で結果を残しているのはケガから復帰した投手の山野選手ですね。9回を投げ1失点ということで先発に苦しむチーム事情も相まって濃厚とさせていただきました。ただ、4/20から登板がないのが気のなるところですね。ケガとかで無ければいいのですが、、、。
候補に挙げたのは上記の4選手です。下選手は開幕前は支配下に一番近い選手だと思っていましたが、二軍で防御率7点台とここまで結果を残せていません。プロ3年目で育成契約が一度切れるタイミングなのである程度結果を残せば昇格する可能性は高いと思うのですが、現状はそこまでの成績を残せずに丸山選手に先を越されてしまいました。ただ、左の先発なので昇格可能性は高いと思いますね。鈴木選手は今年から支配下から育成に移行した選手ですが、二軍ではイニングを上回る三振を取れていますね。中継ぎは丸山選手が昇格したのでハードルは上がりますが、好調を維持すれば支配下も見えてくると思います。野手では、打撃で結果を残せる松井選手と捕手の橋本選手が候補です。橋本選手は二軍で一番マスクを被っている選手で期待値の高さが伺えます。ヤクルトは支配下の捕手が5人とかなり少ないので何かあれば緊急昇格する可能性は高いと思います。松井選手は捕手登録ですが現在は捕手よりも外野での起用が増えています。長所の打撃を生かすための起用で捕手も並行してやっているので何かあれば捕手での起用もできますね。守備の橋本選手と打撃の松井選手で競争かなと思います。
期待で上げた3選手は二軍で少し苦しんでいる選手です。沼田選手は二軍では先発で起用されていますが現状結果を残せていません。ただ、だんだん良くなってきているので今後に期待ですね。近藤選手はケガから復帰してないですし、岩田選手も1試合のみの出場なので評価のしようがないですね。出場機会が増えていけば評価も変わってくると思います。
まとめ
丸山選手はロングリリーフもできる本格派の投手ですね。はじめはビハインドでの起用となると思いますが、自慢のフォークを武器に一軍定着を目指して頑張ってほしいです。