何はともあれ野球推しです。
今回はふと思いついてやりたいなと思った企画について書いていきたいと思います。
時期は少し遅いですが、個人的な4月のベストナインを勝手に決めていきたいと思います。投手は先発3人、中継ぎ3人、野手は各ポジションの他にユーティリティー部門についてのベストナインを決めていきたいと思います。また、ベストナインには入らなかったものの個人的にピックアップしたい選手をピックアップ賞として挙げたいと思います。
今回は4月セリーグ編です。
先発
村上 頌樹 阪神タイガース
4月成績:試4、回25、防0.00、勝2、H1、完封1、振23
まずはこの選手ですよね。昨年まで二軍では無双級の投球を見せていたものの一軍登板が無かった村上選手が、遂に大ブレイクを果たしました。プロ初先発となる試合で7回まで完全投球、2試合目にはヒットは打たれるもののプロ初完封を記録し、3試合目も無失点に抑えるなど完璧な投球を披露しました。主力格の青柳選手、W西選手、才木選手が苦戦する中でエース級の投球でチームを引っ張ってくれました。5月以降もこの調子で二桁勝利を狙ってほしいです。
東 克樹 DeNAベイスターズ
4月成績:試4、回28、防0.64、勝3、完封1、振19
DeNAの4月の躍進に大きく貢献したのがこの東選手ですね。近年はケガの影響で不本意なシーズンが多かったですが、今年はここまで完全復活を印象付ける投球を見せています。先発した4試合で失点は僅か2ととても安定していました。手術明けなので休養を挟みながらの登板になっていますが、ケガだけには気を付けてシーズン完走してほしいです。
戸郷 翔征 読売ジャイアンツ
4月成績:試4、回26.2、防2.03、勝3、振18
大竹選手と悩みましたが阪神からは村上選手が選出されているということで、巨人の戸郷選手にしました。WBCの影響で開幕カードは回避しましたが、次のカードでは登板しかなり早い復帰となりましたが、WBCの影響を感じさせない投球を見せています。4試合全てで6回以上を投げ3勝を挙げるなどエースの投球ができていますね。球界を代表する選手になる素質はあると思います。
九里 亜蓮 広島カープ ピックアップ
4月成績:試4、回26.1、防0.68、勝1、振21
勝ち星には恵まれていませんがピックアップ選手として九里選手を選びました。今シーズン初登板こそ上手くいきませんでしたが、それ以降の3試合は7回以上を投げ無失点に抑えています。大瀬良選手のコンディション不良や森下選手の出遅れなどで中々安定しない先発陣においてエース級の活躍をしてくれたと思います。
中継ぎ
伊勢 大夢 DeNAベイスターズ
4月成績:試11、回11、防0.00、勝1、H7、振6
昨年大ブレイクを果たした伊勢選手は今年も健在ですね。11試合に登板し無失点とチームの4月首位に大きく貢献した選手だと思います。エスコバー選手、山崎康晃選手が調子の悪い中で伊勢選手の存在は大きいと思います。
田口 麗斗 ヤクルトスワローズ
4月成績:試11、回9.2、防1.86、H2、S7、振13
開幕から無失点を続けた中継ぎ陣を引っ張っていたのがこの田口選手です。今年から守護神を任されていますが、臆することなく自分らしい投球を見せていると思います。清水選手と迷いましたが、新たな環境でチームに貢献している田口選手を選出しました。
清水 達也 中日ドラゴンズ
4月成績:試8、回8、防0.82、H6、振7
マルティネス選手と悩みましたが、開幕直前に抜けたロドリゲス選手の穴を埋めてくれた清水選手を選出しました。圧倒的な存在である8回の選手が抜けましたが、見劣りしない投球を見せて穴を全く感じさせなかったのは単純に凄いと思います。現在はケガで離脱していますが、しっかりと治して一軍に戻ってきて欲しいです。
石井 大智 阪神タイガース ピックアップ
4月成績:試10、回11、防0.82、H5、振6
ピックアップ選手として阪神の石井選手を選出しました。今シーズンは勝ちパなど重要な場面での登板も多く、湯浅選手の離脱や浜地選手の不調など計算外が出ているチームにとって重要な存在になっていると思います。この調子でシーズン完走を目指してほしいです。
捕手
大城 卓三 読売ジャイアンツ
4月成績:試23、率292、安21、本3、打8、得14、O852
阪神の坂本選手と悩みましたが、毎試合出ていて打撃成績がいいことを考えて大城選手にしました。WBCから戻ってきて一回り大きくなった姿をここまで見せてくれています。この調子を維持できれば待ち望んだ阿部2世を継承できると思います。
一塁手
中田 翔 読売ジャイアンツ
4月成績:試24、率292、安27、本7、打14、得12、O835
ファーストは中田選手で間違いないと思います。4番である岡本選手の後を打つ打者として好調を維持していましたね。現在はケガで離脱中ですが、しっかりと治して一軍に戻ってきて欲しいです。
二塁手
中野 拓夢 阪神タイガース
4月成績:試23、率302、安26、本1、打13、得13、盗3、O759
セカンドは悩みましたが阪神の中野選手を選出しました。今年からショートからセカンドにコンバートされましたが、ここまでは大成功ですね。打撃成績がいいのはもちろんですが、守備がかなりいいですね。ゴールデングラブ賞を菊池選手と争うレベルにあると思います。得点圏打率も381と勝負強さも見せていましたし納得の選出です。
福永 裕基 中日ドラゴンズ ピックアップ
4月成績:試17、率309、安17、打4、得3、O725
ピックアップ選手としてルーキーの福永選手を挙げました。ただでさえ不安だった二遊間に故障者が続出する中で救世主となる活躍を見せてくれました。守備もある程度守れますし、打率309とルーキーとしては十分過ぎる活躍ですね。このまま結果を残してレギュラー奪取としてほしい選手です。
三塁手
宮﨑 敏郎 DeNAベイスターズ
4月成績:試19、率426、安26、本4、打10、得9、O1.245
サードは宮崎選手しかいませんね。ここまで神がかり的な活躍を見せています。並んでいる成績を見るともう笑うしかないですね。本気で三冠王を目指せるペースです。ケガだけには気を付けてシーズン完走してほしいです。
遊撃手
木浪 聖也 阪神タイガース
4月成績:試20、率316、安18、打3、得7、O716
ショートは阪神の木浪選手を選出しました。今年は小幡選手との併用が予想されましたが、木浪選手が良すぎて小幡選手の出番が無いくらい調子がいいですね。打撃成績もいいですが、無失策と守備も安定しているのが素晴らしいですね。この調子を維持してレギュラー奪取をしてほしいです。
外野手
秋山 翔吾 広島カープ
4月成績:試23、率404、安36、本2、打13、得12、盗1、O1.105
まず選出したのが広島の秋山選手です。昨年はシーズン途中に日本に帰ってきて対応に苦労していましたが、今年はもう完全に調整が終わったみたいですね。球界屈指のヒットメーカーが帰ってきました。広島の打線の核となる選手です。
近本 光司 阪神タイガース
4月成績:試23、率341、安30、本2、打13、得15、盗1、O1.028
次に阪神不動のリードオフマンである近本選手を選出しました。打率が高いのはもちろんですが、OPSがめちゃくちゃ高いですね。出塁率、長打率ともにとても高いです。得点圏打率も643と驚異的な勝負強さを見せていますね。この成績なら1番ではなく他の打順でも行けそうな気がします。
関根 大気 DeNAベイスターズ
4月成績:試22、率353、安24、本1、打7、得8、盗2、O876
最後に今年大ブレイクの予感が漂っているDeNAの関根選手を選出しました。元々守備と走塁には定評のある選手ですが、今年は打率も3割を大きく超えここまで完全にレギュラーを掴んでいますね。人生最大の好機ですしこのチャンスを逃さないでほしいです。
ユーティリティー
細川 成也 中日ドラゴンズ
4月成績:試20、率303、安20、打8、得10、O818
ユーティリティーとはちょっと違うと思いますが、複数ポジションを守っているということで細川選手を選出しました。現役ドラフトで移籍してここまで活躍するとは予想できなかったですね。今や中日の中軸選手ですし、チームにとって無くてはならない選手だと思います。
選出 ※赤ピックアップ
ヤクルト 1人(田口)
DeNA 4人(東、伊勢、宮崎、関根)
阪神 5人(村上、石井、中野、木浪、近本)
巨人 3人(戸郷、大城、中田)
広島 2人(九里、秋山)
中日 3人(清水、福永、細川)