個人的、3,4月、月間ベストナイン、パリーグ編!!~開幕ダッシュ決めることができたのは誰だ!?~

何はともあれ野球推しです。

 今回は個人的な4月のベストナインを勝手に決めていきたいと思います。投手は先発3人、中継ぎ3人、野手は各ポジションの他にユーティリティー部門についてのベストナインを決めていきたいと思います。また、ベストナインには入らなかったものの個人的にピックアップしたい選手をピックアップ賞として挙げたいと思います。

 今回は4月パリーグ編です。

 

 

先発

佐々木 朗希  千葉ロッテマリーンズ

4月成績:試4、回27、防1.00、勝3、振38

 ここは鉄板ですよね。佐々木選手はWBCの影響で開幕こそ間に合いませんでしたが、次のカードで登板するとそこから圧巻の投球を披露しました。4月の月間MVPも受賞しましたし、WBCを経て一回り大きくなったと思います。球界を代表する投手です。

 

髙橋 光成  埼玉西武ライオンズ

4月成績:試5、回36、防1.50、勝3、振33

 今井選手、平良選手と迷いましたが開幕投手を務めた高橋選手を選出しました。エース選手として長いイニングを安定して投げてくれているので、チームにとっての存在感は大きいと思います。メジャー挑戦も視野に入れていますが、この調子を維持できれば大型契約も夢ではないと思います。

 

山下 舜平大  オリックスバッファローズ

4月成績:試3、回17.1、防0.53、勝2、振25

 山下選手は彗星のごとく現れた高卒3年目の選手です。一軍でのプロ初登板が開幕試合という衝撃的なデビューをしましたが、それよりも投球そのものが衝撃的ですね。将来的には佐々木朗希選手に匹敵するくらいになれるポテンシャルを秘めていると思います。オリックスにまた物凄い投手が出てきました。

 

平良 海馬  埼玉西武ライオンズ  ピックアップ

4月成績:試3、回19、防1.89、勝2、振21

 球界屈指のリリーバーながら今年から先発に転向していた平良選手ですが、先発でも抜群の安定感を見せています。投げた3試合では全ての試合で6回以上を投げ失点2以下に抑えています。元々ストレートの威力だけでなく多彩な変化球を操る起用な選手だっただけに先発転向を不安視する声は少なかったですが、先発でもやれるということをここまで見せていると思います。

 

 

中継ぎ

オスナ  ソフトバンクホークス

4月成績:試8、回8、防0.00、H1、S6

 今年からソフトバンクに加入したオスナ選手ですが、抜群の安定感は健在ですね。セーブシチュエーションが少なかったので登板自体はそこまで多くなかったですが、ここまで素晴らしい投球を見せています。絶対的守護神ですね。

 

益田 直也  千葉ロッテマリーンズ

4月成績:試11、回10.1防1.74、H3、S8、振7

 オスナ選手が抜けたことにより守護神に返り咲いたのがこの益田選手ですね。4月は打線の兼ね合いも見ながら8回で起用される場面もありましたが、11登板した全ての試合でホールドかセーブを挙げました。チームにとっての貢献度が高い選手ですし文句なしの選出です。

 

宮西 尚生  北海道日本ハムファイターズ

4月成績:試11、回8.2、防1.04、H4、S1、振7

 歴代最多ホールド記録を持つレジェンドですが今期は完全復活の気配を見せています。左のワンポイントはもちろん、8回、9回などの勝ちパでの起用もあり防御率1点台と抜群の安定感を見せていました。日本ハムの中継ぎ陣が安定しきている要因の1つになっていると思います。

 

 

捕手

森 友哉  オリックスバッファローズ

4月成績:試22、率324、安25、本5、打13、得9、O1.007

 FAで今年からオリックスに加入した森選手ですが、環境が変わって難しい面もあると思いが自慢の打撃で結果を残しています。全試合クリーンアップで起用され打線の軸として活躍を見せています。捕手として新しい投手たちに対応するのも難しい中で、この成績は異次元だと思います。

 

 

一塁手

万波 中正  北海道日本ハムファイターズ

4月成績:試22、率260、安20、本4、打16、得9、O866

 ファーストは外野手ながらファーストもメインで守っていた万波選手を選出しました。春先はかなり調子がよく中軸に座り自慢のパワーを見せていました。得点圏打率300とチャンスでも強くかなりの打点も稼げているのでチームへの貢献度が高い選手だと思います。

 

 

二塁手

外崎 修汰  埼玉西武ライオンズ

4月成績:試22、率313、安26、本5、打11、得18、O910

 近年打撃の調子が中々上がらなかった外崎選手が、今年はいい時の外崎選手に完全復活していると思います。源田選手、山川選手など主力を欠く中、打線の中軸として結果を残し続けていると思います。守備の安定感も元々抜群ですし、チームの大黒柱になっていると思います。

 

三塁手

栗原 陵矢  福岡ソフトバンクホークス

4月成績:試22、率227、安20、本4、打18、得5、O696

 ロッテの安田選手、西武のマキノン選手と迷いましたが、春先の大爆発の印象が強い栗原選手を選出しました。ソフトバンクの開幕ダッシュに大きく貢献しましたし、特に打点がかなり稼げていますね。終盤には調子落とし数字としてはガクッと下がってしまい、それに伴ってチームの状態も下降しているので栗原選手の復調が今後カギになってきそうです。

 

 

遊撃手

山﨑 剛  東北楽天ゴールデンイーグルス

4月成績:試23、率243、安19、本1、打5、得4、盗2、O720

 他に選びたかった選手も複数いますが、全球団の選手を1人は入れたかったので楽天の山崎選手を選出しました。打撃成績はパリーグのショートの中で一番いいですし、得点圏打率333、四球14と地味ですがチームへの貢献度は高い選手です。

 

児玉 亮涼  埼玉西武ライオンズ  ピックアップ

4月成績:試23、率254、安18、本0、打5、得6、盗1、O612

 ドラフト6位ルーキーの児玉選手をピックアップ選手として選出しました。チームの大黒柱である源田選手の穴を埋める活躍を見せています。源田選手と比べてはいけないですが、守備はかなりいいですね。打撃成績も段々落ちてきましたが、出始めは印象に残る活躍をしていましたし、試合に出続けている点も評価されていいと思います。

 

 

外野手

柳田 悠岐  福岡ソフトバンクホークス

4月成績:試22、率389、安28、本2、打9、得9、盗1、O1.025

 近年は体のコンディションを整えるのに苦労している柳田選手ですが、普通にやれればこのくらいの物凄い成績を残せる選手ですよね。唯一本塁打が中々出なかったですが、終盤には出始めましたし、この状態を維持できればシーズン終了後異次元の数字を残していると思います。

 

杉本 裕太郎  オリックスバッファローズ

4月成績:試23、率274、安23、本8、打17、得12、O934

 次に4月の本塁打王である杉本選手を選出しました。昨年は春先にかなり苦しみましたが、今年はバットが振れていてホームランを量産していますね。チーム最多打点を叩き出すなど好調だった打線の中心として活躍しました。

 

藤原 恭大  千葉ロッテマリーンズ

4月成績:試23、率298、安25、本2、打11、得13、盗1、O834

 最後にロッテの不動のリードオフマンとして活躍した藤原選手を選出しました。俊足を活かした広い守備範囲を持っていてこの打撃成績を残せる選手は中々いないと思います。高部選手、荻野選手と主力選手が相次いで離脱する外野手事情の中藤原選手の台頭をチームにとって大きいですね。終盤には少し状態を落としてきていましたがこの調子を維持してほしいです。

 

茶野 篤政  オリックスバッファローズ  ピックアップ

4月成績:試24、率277、安23、打3、得13、盗2、O620

 好調だった打線の起爆剤となっている茶野選手をピックアップ選手として選出しました。育成4位ルーキーながら開幕前に支配下昇格を果たし、史上初の育成ルーキーの開幕スタメンを勝ち取りました。その後も粘り強い打撃と俊足でチームのリードオフマンとして定着しました。中盤のあたりには少し状態が落ちてきていましたが、終盤には上げてくるなど非凡さも見せています。

 

 

指名打者

中村 剛也  埼玉西武ライオンズ

4月成績:試20、率369、安24、本7、打14、得12、O1.174

 ここは文句なしですね。主砲の山川選手が離脱する中、4番の座を補って余りある活躍を見せています。今年40歳になる選手とは思えない異次元の数字を残し月間MVPにも輝きましたね。2000本安打も全然達成できると思います。

 

 

ユーティリティー

ゴンザレス  オリックスバッファローズ

4月成績:試22、率222、安16、本4、打7、得6、O713

 牧原選手と悩みましたが、ケガをしてしまったことを考慮してオリックスのゴンザレス選手を選出しました。内野全ポジションで出場し技術の高い安定した守備を見せていました。打撃でも一発のある打撃は魅力で特に打線が低調な時に一発を打ってくれるので貢献度はかなり高いです。ケガ離脱者が多い内野手の救世主になっています。

 

 

 

選出 ※赤ピックアップ

オリックス   5人(山下、森、杉本、茶野、ゴンザレス)

ソフトバンク  3人(オスナ、栗原、柳田)

西武      5人(高橋、平良、外崎、児玉、中村)

楽天      1人(山崎)

ロッテ     3人(佐々木、益田、藤原)

日本ハム    2人(宮西、万波)