ストーブリーグ補強第2弾!!横浜DeNAベイスターズが阪神の中継ぎ投手岩田将貴選手、ソフトバンクの笠谷俊介選手の獲得を発表!!~補強の狙いとは!?~

何はともあれ野球推しです。

 

 2024年のストーブリーグの補強第2弾がありましたね。DeNA阪神を退団となった岩田選手を支配下契約で、ソフトバンクを退団となった笠谷選手を育成契約で獲得することを発表しました。

 そこで今回は各選手の詳細とこの補強の意図、さらに今後の補強についてまとめたいと思います。

 

 

目次

  1. 各選手詳細
  2. 補強の意図
  3. 今後の補強

 

 

 

 

各選手詳細

岩田将貴(26歳)178cm、75㎏、左投、投手、プロ4年目

通算:なし
一軍:なし
二軍:試46、回38.1、防2.11、勝1、振29

 岩田選手は九州産業大学から育成1位で入団した中継ぎ左腕です。ルーキーイヤーから二軍で好成績を残し、2年目の支配下昇格を果たすとそこから一軍デビューが期待されましたが中々出番が与えられず、今季は二軍で46試合に登板し防御率2.11と好成績を残したものの一軍での登板がなくオフに退団となりました。対左の被打率が低くワンポイントでの起用がメインになる岩田選手は、1回を任せたいという岡田監督の方針に合わなかった選手とも言えますね。ただ、二軍では好成績を残しているので他球団で開花する可能性はあると思います。

 

選手の特徴

 岩田選手はサイドスローで角度を活かした投球が持ち味の中継ぎ左腕です。ストレートは140km前後とそこまで速くないものの、角度を活かした投球術と横に大きく曲がるスライダーを武器に対左に強さを持ちます。今季はツーシームを新たに習得したことで対右の苦手意識も大幅に改善し二軍レベルでは安定して抑えられるようになりました。一軍登板がなかったことが不思議に思えるレベルの投手だと思います。

 

 

 

 

笠谷俊介(28歳)173cm、73㎏、左投、投手、プロ10年目

通算:試74、回160.1、防3.93、勝7、H3、振172
一軍:なし
二軍:試24、回67、防2.82、勝2、S1、振60

 笠谷選手は大分商業高校からドラフト4位でソフトバンクに加入した左腕です。高卒ながら3年目には一軍デビューを果たすなど早くから期待されていた若手有望株の選手で2020年、2021年と11試合、12試合に先発登板し4勝、3勝と戦力になっていました。ただ、そこから苦戦が続き今季は二軍で登板機会が多く与えられるも一軍では8年ぶりに登板0に終わりました。オフには退団が発表されましたが、この度DeNAに育成契約で加入することが発表されました。

 

選手の特徴

 笠谷選手は威力のあるストレートが武器のパワーピッチャーです。変化球もスライダー、カーブ、チェンジアップを投げられますし、調子のいい時は手のつけられない投球をします。ただ、コントロールが課題で投げてみないと分からないところがあるため首脳陣に取っては計算しづらいことがネックとなっていました。先発、中継ぎどちらにも対応できるため、安定感が増せば戦力となってくれるはずです。

 

 

 

 

補強の意図

 DeNAは全体的に左腕が不足していて、特に中継ぎ左腕は坂本選手のみとなっていましたね。来季は濱口選手が中継ぎ挑戦するとは言え、それでも母数が足りていないので中継ぎ左腕を補強する狙いがあったと思います。

 笠谷選手は先発も出来るので中継ぎと両睨みで考えたいです。

 

 

 

今後の補強

 DeNAは育成再契約の選手も発表されて枠はまだ余裕があるんですよね。岩田選手は支配下ですが、笠谷選手は育成での加入ですし、今回埋まった枠は1枠です。外国人選手はすでに複数人在籍しているので狙うとしたら日本人の選手を狙っていきたいですね。

 今オフFA宣言をしているソフトバンクの石川選手は課題の先発陣を補強する上で計算しやすい選手ですし、ランクもCなので人的補償がなく狙いやすいです。獲得に動くのが複数球団となることが予想されますが、好条件を提示して争奪戦を制したいです。

 中日の福谷選手も谷間に先発としては十分計算出来ますし、年俸も2000万と格安なので狙ってもいいと思います。

 

 

 

まとめ

 今回は岩田選手、笠谷選手と2人の左腕の獲得報道がありました。的確に補強ポイントを埋め来季のリーグ優勝に向けて着々と戦力補強していますね。今後の動向にも注目です。